2022年3月17日木曜日

わりと大きな地震でした

昨夜、わりと大きな地震がありました。
石岡市の震度は4と発表されていましたが、石岡市全体が同じ震度ではないはず、我が家のあたりは感じとしては震度5弱を感じました。お隣の土浦も笠間も震度5弱でしたし。
二階で、ものが落ちる音がしたのですが、地震直後から数時間停電していたので、見ることもかなわず、今朝明るくなってからあちこち点検しました。


ウオーキングクローゼットのペコちゃんマトリョーシカは、ほぼすべて飛び出していました。


地震の規模を計るバロメーターであるナイジェリアの楽隊は、全員ひっくり返っていました。


いつもは倒れないアヒルの楽隊も倒れていました。


そして、台座の上に立っていた女の子は、一回どこかでバウンドしたのか、机の真下の籠に入っていました。

高い本棚からも、本が5冊ばかり落ちていました。本はぴったりと入れておくと落ちにくいと言われますが、そうでもないようで、ぴったり入っていたところから落ちて、すかすかのところは、落ちないで踏みとどまっていました。


恐る恐る二階の展示室に行ってみると、多少はものが落ちていましたが、ほぼ被害はありませんでした。
そんな中、高いところにあげておいたアフリカのひょうたん容器が落ちて、割れていました。


割れて中が見えましたが、これは何?
このひょうたんは、水ではなくミレットやかソルガムなど、穀物の種を入れておいたものに違いありません。


もともと、このひょうたんは、割れた部分を4か所で修理してありました。


その補修材が剥がれ落ちていたので見ると、細い草を編んだものに、鋭い木の釘がついています。
「これはどこについていたのかな?」


ここでした。
これまで、何故縄で修理しているのかわかっていませんでしたが、置いてみて理解しました。瓢箪は厚みの薄いところもあります。この縄は、縄の裏に接着剤を塗って、接着面を広くするためのものだったのです。いろいろな修理方法があるものです。

正直、壊れたものは仕方がないと、あっさり捨ててしまうつもりでした。
でもこの補修材を見て、こんなに大切に直しながら使ってきたものを、私が捨ててしまったら申し訳ないという気持ちになってきました。


といっても、どこからなおそうか?
底からなおすことにしました。


2か所、接着しました。


数時間置いておいてから、最後のピースを張り合わせました。


落ちた補修材も取りつけます。


捨てようとしていたひょうたんですが、ほぼ修復できました。
前と同じ場所に置くのは危ないので、置き場所を考えなくてはならないのですが、大きいので場所を選びます。











6 件のコメント:

  1. こんにちは。
    いや~びっくりしましたねえ。2回連続だったし、なかなか止まらないし、余震もあったし。
    とりあえずケガとかなくて何よりです。
    高い所での作業中に来られたらヤバかったですね。
    我が家の方も震度5弱で、たいした被害はありませんでした。

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  2. 春さんち、どうかなと心配でしたが、ご無事でなにより!
    そして転んでもただでは起きないというか、瓢箪修理を楽しんでいたので笑ってしまいました。縄で割れ目を補強するんですね。中の草みたいなのも、地震がなかったら知らないままでしたね~。

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  3. かねぽんさん
    揺れている時間が長かったですね。「止まれ、止まれ」と念じていました。
    電気なんて、なくてもどうってことないと思っていたのに停電していて焦りました(笑)。
    もしかして停電は我が家だけ?と外を見てみると、はるか向こうの一か所だけ煌々と電気がついていました。あそこで、たぶん停電をなおしていたのでしょう、数時間でなおってよかったです。
    もう高いところの作業は終わっているので落ちる心配はありません(^^♪
    いろいろあるけれど、地震は夜より昼間に来て欲しいです。

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  4. hiyocoさん
    hiyocoさんちは、震源地から遠いから大丈夫だったでしょうね。
    八郷に越して来たとき、「ここは地震がないから」と土地の人に言われたのが嘘のようです。あれから、地震ばっかり(笑)。
    ひょうたんは、99%捨てるつもりだったのに、最後の記念に写真を撮っておこうと思っていたら、アフリカの人の思いが乗り移って(?)急に直す気になりました(笑)。
    草の縄がついていた理由、割れて初めてわかりました。面白かったです(^^♪

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  5. 実は既に寝ていたので、2回目のとき、家がバキバキ鳴り始めて、目が覚めました。
    東日本のときは会社(SRC造のビルの4階)にいたのでユラユラが気持ち悪く、しかも、怖かったのを覚えてます。学校を卒業後、初めて机の下にもぐりました。なので、自宅の揺れがどの程度のものかは知りませんでした。食器がたくさん割れました。
    今回は、食器は割れませんでしたが、家がバキバキ、言ってました。・・・ということは、東日本のときは、ものすごかったんだろうなぁと、あらためて、思いました。
    東北地方では被害も出ているそうですが、耐震化が進んでいるのか、住宅被害はそれほどでもなかったようで何よりです。建材が高騰している中、補修費用も高くなるんだろうなぁと気の毒に思います。

    八郷の人に、「ここは災害のないところ」っていうのは聞いたことあります。雪も降らないしって。

    別棟の三間サッシがしっかりと入った後で良かったですね♪

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  6. afさん
    私も寝ていましたよ。だから1回目の地震というのは2回目とつながっていたのか別だったのか全然知らないし、気にしていませんでした(笑)。
    すぐに停電していることがわかったので、ライトは近くにあったのですが充電式なので、いつ電気が来るかわからない、あまり使わない方がいいと思って、調べもせずそのまま寝てしまいました。
    寝ながら、ラジオショッピングでソーラーパネルも着いた充電器というのかしら、スマホが複数が充電できてラジオやライトにもなるもの、買っておけば安心だろうなぁと思っていました。でも、次の日だったか、地震後早速この機器を宣伝しているのを聴くと値段は3万円ほど。「やっぱりスマホなしでも構わないんじゃないの?」と諦めました(笑)。

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