2022年4月23日土曜日

紅茶の箱

元同僚のまるちゃんから電話がありました。北茨城の五浦(いずら)にTさんと来ていて、明日帰り道に寄りたいと。
まるちゃんとはもう10年も会ってないし、Tさんとも10年近く会っていない、楽しみに待っていました。


次の日、二人がやってきました。
両国生まれ、両国育ちのまるちゃんが埼玉県に移住していたり、まるちゃんのパートナーが5年前に亡くなっていたり、Tさんの子どもたちが大人になって自立していたりと、変化はありましたが、そこはそれ、一言二言しゃべると、会っていなかった時間をすぐ越えてしまいました。

かかわっていた時期が違うので、まるちゃんやTさんとは面識がないM+Mちゃんにも声をかけました。
面識がないと言っても、共通の友人・知人はたくさんいるので、これまた話が弾みました。Hさん、くしゃみしなかったかい?話題に上がっていたよ。


二人からお土産にもらったフェアトレードの第三世界ショップの紅茶とチョコレートです。
まったくぶれないで、フェアトレードのものにこだわっているまるちゃん。やTさん。生協で見かけても、スルーしていたりして恥ずかしい私です。
フェアトレードとは、相手の人たちのことを考えて取引し、利益をできるだけ還元する貿易のことです。


たとえばこの紅茶、紅茶そのものがフェアトレードの無農薬の紅茶ですが、それを入れてある編んだ箱は、スリランカの村の女性たちがつくっていて、女性たちの自立の一助となっています。


とはいいながら、この籠箱、私としてはちょっと不満があります。
リード(水草)で編んでありますが、裏にダンボールを当てて、縁をボール紙ごと糸でかがって、形をつくっています。
紅茶の値段をそう上げるわけにいかないので、捨てられても惜しくない仕様になっているのだと思いますが、リードだけでは弱くて形を保ちにくいのかもしれませんが、誰もが取っておきたいと思うような、素敵な箱をつくったら、どんなに素敵でしょう!
もっとも、誰もがそう考えても、現実はなかなか厳しいのかもしれません。そんなことを考えた、紅茶の箱でした。





 

2 件のコメント:

  1. こんにちは。
    スリランカは今、経済破綻で大変な事になってますね。
    物価高に抗議して道路をふさいだデモ隊に警察が発砲して死者が出たり、大統領の親族以外の閣僚が辞任したり、かなり混乱しているようです。
    マスコミはウクライナの惨事ばかり報道して、アフガニスタンもミャンマーも忘れてしまっているようです。

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  2. かねぽんさん
    もともと中国資本でつくった港も中国に取られてしまいそうだし、コロナ禍と世界経済の失速でスリランカはたいへん、ほかにも多くの国が立ち行かなくなっていますね。
    アフガニスタンも、個人資産は凍結されているし、ものも流通していないし、職はないしでたくさんの人が飢餓に直面していると聞いています。
    ウクライナはどう見ても代理戦争の様相が色濃くなっていますが、アフガニスタンやミャンマーはアメリカはじめ欧州諸国の経済には、直接的には関係ないと言うことなのでしょう。ウクライナの小麦に頼っていたイエメンでも食べるものがなくなっていると聞いています。

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