2022年5月19日木曜日

クラブ糊


クラブ糊の空きビンです。


クラブとはトランプのクラブらしい。深い青色が素敵です。


効能書き、注意書きなどはカタカナ使いですが、糊は戦後でもカタカナ使いされていたり、右書きされていたりします。
ラベルには、

特長
粘着力強く、腐敗の憂いありません、紙質を傷めません
東京 神田 クラブ糊本舗


ご使用上の注意
なるべく縁方から中へとご使用ください
表面乾燥の場合、水または湯を入れて、攪拌すれば使えます

と書いてあります。
確かに昔の糊は乾燥して、表面のビンに近いところが固まっていたのを思い出しますが、私が小さいころ、祖母の家には、糊を置いてなかったような気がします。
障子を貼り替えるときは、小麦粉を煮て糊をつくっていたし、封筒を貼ったりするときは、ご飯粒をかまぼこ板の上で練って「そっくい(そくいい、続飯)」をつくって使っていました。


小学生になって貼り絵などをするときはさすがに市販の糊を使ったと思うのですが、どんな糊を使ったか、ガラスビンに入った糊を使っていたのかなど、まったく覚えていません。




 

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