2022年6月25日土曜日

扉づくり2


格子に組む長い材は丸鋸で溝を切りますが、短い材は、定規を当てる場所がないので、丸鋸では切れません。
以前は、材を短くする前に溝を切って、それから長さに切っていましたが、ほかに方法はないものかと考えていて、いい案を思いつきました。


溝を切りたい材の本数を揃えて、それをきっちりとまとめる枠をつくって、短い材が動かないようにして、テーブルソーで切るという方法です。


直角にさえなっていれば、うまく溝が切れます。


ただ、短すぎる材をしかもたくさんまとめて切るときの枠づくりは失敗しました。
手前の、ガイド金具に当たるところの枠の材だけをもっと長くして置けば接触面が大きくなるので、ガイド金具に対して全体が曲がったかどうか、いちいち気を遣わないで、すいすい切ることができただろうと思われます。


溝を切った材を組んでみます。


薄い板は、格子の桟の下で突き合わせになるように、中桟と関係なく切って、張りました。この板は天井用なので、木目がちょっと浮き上がるような加工をしてあります。鉋をかけて平らにしてしまおうかとも思いましたが、そのまま使ってしまいました。
「しらた」と「あかみ」が目立つ模様になっているのが気になりますが、すぐに目立たなくなるはずです。


夫が撮った写真、格子を裏側から留めている写真としていますが、ちょっと手つきがおかしい。たぶん、格子めがけて打ったはずのビスが外れて、抜こうとしているところでしょう。きちんと測って打てば問題ないのに、適当に打っているので、格子の桟に当たらず飛び出してしまいました。
扉は壁に立てかけてあるだけなので作業環境が悪く、裏側からビスを打つのも一苦労。しかし、扉の下部分のアルミを傷めるわけにいかないので、重い扉を頻繁に動かしたりするより、自分の方が無理な姿勢で作業する以外ありません。


扉の外側は、まだガラスの周りに材が入ってない状態ですが、こんな感じになりました。これから、中桟の間に断熱材の綿を詰め、板を張り、内側も外側と同じ格子をつくってはめます。ただし、内側をつくるときは、板の裏から格子をビスで留めることはできないので、どう留めるかを考えなくてはなりませんが。






 

6 件のコメント:

  1. おおー!世界で唯一のハイブリット格子玄関扉。お宝がまた一つ誕生。経年変化も楽しみです。

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  2. reiさん
    まぁ、お宝かどうかは不明ですね(笑)。
    長く扉をつくってなかったので、「えぇぇ、アルミサッシなのにつくるんかい!」と気が乗らないで先延ばししていましたが、つくり出したら面白いです(^^♪。
    といっても、まだ半分しかできていませんが.....

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  3. ハイブリッド玄関ドア。なるほど・・・。
    ところで、最終的に格子は見えなくなるのでしょうか?
    仕上がりが楽しみです。

    玄関に透明ガラスの窓があるというのは、一般的ではないと思いますが、
    そのような玄関というか、外界と断絶しない関係性がいいなぁと思います。


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  4. afさん
    中桟は見えなくなりますが、格子は見せるためにつくっています(笑)。
    母屋の玄関扉は、内側は手を抜いて荒い格子にしていますが、この家では両方同じにつくる予定です。
    母屋の扉には、透明のガラスは嵌めていませんが、扉の両脇に透明のガラスを入れています(http://koharu2009.blogspot.com/2010/09/blog-post_28.ht)。
    外から中は、透明ガラスでもそう見えないものです。

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  5. すみません・・・、格子を隠すわけないですよね・・・。
    両側にガラスを入れるのですか!!!

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  6. afさん
    両側にガラスを入れているのは母屋の話で、この扉にはもうガラスを組み込んでいます。
    母屋の話は、たとえ玄関に透明ガラスを使っても、細いガラスではあるし、反射するしで、外から中はあまりのぞけないというたとえでした(^^♪

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