2022年9月26日月曜日

やれやれ


夫の水道工事が一段落して、やっと通れるようになった場所を通ると、私が大切にしている道具箱が、軒下なのでそう雨は当たらないとはいえ、開けっ放しで土の上に置きっぱなしになっていました。
先週の金曜日からこの状態、雨も降ったので、底も箱の中も泥んこになっていました。
「あぁぁ」
回収して、中身を出してきれいに洗ったり拭いたりしましたが、関係ないものまで入っていました。


これは元々入っていたレンチです。でもこれだけなら、こんな大きな道具箱を用意する必要がないので、覚えてはいませんが、他にも何か入っていたはずです。


これまで見たことがない、新しい溝切り鋸の刃が入っていました。
夫に訊いても、息子に訊いても、買った覚えもないし、どうしてここにあるか知らないと言います。
刃が勝手に道具箱の中にやってきたようです。


溝切り鋸の刃や、つけ替える道具は引き出しに収めていますが、薄い引き出しです。


元からあったものに合わせて仕切りをつくってあるので、新しい刃は収納できません。


そしてこれらはいったい何をするものなのでしょう?
夫に訊いても息子に訊いても、何に使うものか、どこから外れ落ちたものかわからないということです。


結局行き場がない、何だかわからない道具も、溝切り鋸の刃も、不本意ですがこの道具箱に入れて置く以外ありません。

作業というものは片づけまでやって完了ですが、夫はいつも作業に目いっぱいの力を出し、エネルギーを使い切ってしまうタイプで、作業の直後の片づけはできないと言います。
また、効率よく作業するために、例えば水道工事など同じ作業が続くときは、必要な道具は箱などにまとめて入れて、元あった場所(収納場所)にはいっさい戻すことなく、作業現場近くに置いておきます。
片づけのためのエネルギー配分ができないくらい全力を費やしているのだからいいかとも思いますが、問題はその作業が終わったあとも、いつまでも道具をもとあった場所に戻さず、道具と一緒にねじなどの消耗品やゴミもごっちゃに入った箱が、片づけられることなく、あちこちに積んで置かれていることです。
これでは一緒に作業する者はたまったものではないので、つい私が分類しながら片づけるということになります。今回も道具箱だけではなく、水道工事の現場からパイプレンチやのこぎりなどを回収しました。
パイプレンチを、水道工事はしない私が使うことがありませんが、夫は自分の作業スタイルを知っているので、5、6本持っています。2本は改修しましたが、あとの4本はどこにあるのか、姿が見えません。


それにしても早く気づいてよかった、アンティークの道具箱は、蓋を閉じる金具がちょっと固くなっていましたが、壊れてはいませんでした。
この道具箱には、以前は高さを調節するための厚みの違うゴム板を入れていました。しかし、高さ調節ゴムは頻繁に使うため、出しっぱなしにされる可能性が大きかったので、頻繁には使わない自動鉋の刃を替えるときだけ使う道具と入れ替えました。
これなら使う頻度は少ないし、自動鉋は屋根の下にあるので安心していましたが、なんと自動鉋の刃を替えるためのレンチは大きくて薄くて、とても使い勝手がいいようで、しばしばほかの目的でも使われてしまうので、かなり出番があります。
やれやれ。






2 件のコメント:

  1. 全く同感です(笑)。夫も、例えば食器棚の積み重ねたお皿で、下のお皿を取る場合は、上のお皿を他へ移しそのままです。定位置にあるはずの上のお皿がないので、私はいちいち目視しなければなりません。他の人と共用だということは頭にないようです。

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  2. hiyocoさん
    あんまり気が利きすぎて、整理整頓ができすぎる人と暮らすのもうっとうしいものだと思ってあきらめると、楽しく生活できますね(笑)。
    うちでも、お皿やバターナイフなどがよくなくなりますが、「おや、こんなとこに」というところから出てきます。
    使ってもらいたくない鉋などは隠しているのですが、探しものが上手なんですよね(笑)。

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