2022年10月31日月曜日

魚くん


川崎毅陶展を見てきました。
案内をもらっても、フットワークが悪くてなかなか行けないのですが、今回は会期中に東京へ行く用事があったので、顔を出すことができました。
川崎さんと会うのは5年ぶりくらいか、今回は蓋ものや、果物の形をしたもの、もっと抽象的なオブジェみたいなものなどが並んでいました。
「1月に転んで右肩を痛めて、大きいものがつくれなくなった」
腕や手までに影響があって、重いものは持ち上げることもままならないとか、なるほど小ぶりのものばかり並んでいました。
作品が小ぶりになると、お値段も小ぶりになるということ、久しぶりに手の出せる値段がついたものがたくさんありました。
というわけで、1つ購入しました。このところ行っても見るだけで、購入したのはもしかしたら30年ぶりくらいかもしれません。


3つほど気に入ったものがあり、一つは卵形で真鍮を埋め込んだ装飾のあるもの、一つはロケット形で半分は鳥かごのように針金でつくってあるもの、そしてもう一つは魚でした。
どれにしようかと、散々悩みましたが、むっちりした魚にしました。


白い魚と黒い魚がいましたが、目のはっきりした黒い魚にしました。


白い魚も素敵でしたが。



40年ほど前に、同じ人の手によって生み出された鳥くんと魚くんが逢いました。



玄関で、他の魚たちと魚くん。


居間で、オオカミたちと魚くん。
鳥くんと一緒にいられるといいのですが、3.11でくちばしと尾羽を損傷した鳥くんは、ほかの鳥たちとひっそり暮らしています。

川崎毅陶展は、銀座のギャラリー田中で、今日までです。





 

2 件のコメント:

  1. 写真では石っぽく見えます。まさに春さんのお好みですね。
    40年前の鳥くんとテイストが変わらないのがすごい!
    魚くんのおとぼけ顔がいいですね~。

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  2. hiyocoさん
    まさに好みです(^^♪
    40年前とテイストが変わらない?じつは途中で全然変わったりしています。いろいろあるけれど、私が選ぶのが変わってないのかもしれません(笑)。
    抽象的なのも素敵でした。陶器を焼くときあらかじめ穴を開けとくのかどうなのか、ジグザグとかドットに金属片を埋め込むのは、思ったより手間だったとのことでした。

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