2023年2月12日日曜日

タマラさんのマトリョーシカ(2)

 

タマラさんのマトリョーシカの娘たちの手は、♪汽車汽車しゅっぽしゅっぽ♪と遊んでいるような位置に描かれています。
目は離れていて、シャツにはボタンがついているのが一般的です。


これが、我が家にあるタマラさんの一番大きなマトリョーシカ、大きい娘は12センチあります。


シンプルだけど行き届いた仕事、素適です。

タマラさんは、娘たちのマトリョーシカだけでなく、雪だるま、クリスマスオーナメント、ストラップ、マグネットなど、いろいろなものをつくられていました。


新郎新婦のマトリョーシカは、結婚のお祝いに差し上げるのにぴったりなマトリョーシカです。
新郎の手の位置は、タマラさんのいつものマトリョーシカと同じ位置ですが、素適な衣装の新婦は花束を抱え、付き添いの女の子は手が描かれていません。


この二人だけのマトリョーシカは、娘たちというより母娘に見えます。


他の作家さんがつくっているのを見たことのない形ですが、娘のオルガ・ロバノワさんによって、今も同じ形のものがつくられています。





2 件のコメント:

  1. タマラさんのマトリョーシカ、うちにも一組ありました。一番外側が4㎝に満たない大きさですが、細かく丁寧に描かれていて、何とも言えない穏やかな顔で、色合いも落ち着いていて大好きな一つです。春さんのところに集まっているのですね(^^)。

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  2. karatさん
    ちょっと前でしたが、集まってきました(笑)。
    筆遣いが、本当にこまやかですね。お年を召されてからあんまり絵つけされなくなったと聞いていましたが、うなずけます。もう40歳くらいからあんな細かい模様、手が震えてダメだと思います(笑)。
    マトリョーシカショップをのぞくと、娘のオリガさんは以前はお母上のやり方を踏襲されていましたが、最近はもっとラフな感じを打ち出しています。大変だと思いますから、当然の成り行きかもしれません。
    タマラさんのマトリョーシカは、かわいい手づくりの箱に入っているのも魅力的でした。

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