2023年5月21日日曜日

飛んだり跳ねたり


M+MのMちゃんと骨董市に行きました。
まことさんのお店に敷いてあった綴れの敷物、素適な生命の木が織られています。木綿ですから、インド?パキスタン?アフガニスタン?
模様から見るとウズベキスタンかなとも思いましたが、ウズベキスタンにも木綿がふんだんにあったでしょうか?


木綿ですから使い込まれて破れたりもしていましたが、それをパッチワークで修理しているのもかわいいラグ、草木染めも素敵でした。


さて、おもちゃ骨董のさわださんの店で木地玩具を買いました。


棒の下を握ると、人形がでんぐり返しをします。
日本にもこんなおもちゃがあったんだ!
日本の木地玩具(菅野新一監修、薗部澄写真、季刊「銀花」編集部編、文化出版局、1977年)にも載っていません。


おんなじ原理で、下の方を握って締めると飛んだり跳ねたりするのはメキシコのおもちゃです。


さて、さわださんは同じおもちゃを2つ持っていたのですが、1つは棒が折れて壊れていました。
「直してあげようか?」
「えっ、いいの?」
「1か月後になるかもしれないよ」
「いいよ」
ということで預かってきました。
棒を切り取り、ドリルで穴を開けて、竹の割りばしを突っ込んでみました。
もうちょっと頭を使えばよかった、穴を直角に開けてしまったので、そのまま押し込むと棒2本が並行になり、人形が棒の間に収まらないことに、ボンドをつけてから気づきました。


もとの状態も、ボンドをはみ出すほどに使っていたのですが、私もボンドを足して角度をつけました。無理やり広げたりしなければ、これで持つかと思います。

というわけで、来月ではなく、今日お渡しすることができました。
善行はするものです。まことさんのお連れ合いからは、お客さんからいただいたというメロンをいただき、


さわださんからは、直径2.5センチほどの絹に顔を描いたクルミボタンをいただきました。帽子をかぶっているか、スカーフを巻いたモガでしょうか?
これって、どうやって使うのでしょう?
お人形をつくったのかもしれません。

余談ですが、まことさんの店の生命の木の敷物、売れていました。私が見てからわりとすぐ売れたそうでした。




 

2 件のコメント:

  1. 横棒は完全に縦棒に固定されているわけではないのですよね?じゃないと、下を握っても上が開いたり狭まったりしないですもんね。ボンドで固定しても遊びがあるのでしょうか?
    検索しても似たおもちゃが出てこないので、動画もみつかりません。片手ブンブンゴマというおもちゃがあるのですが、それと似た仕組みなのでしょうか?

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  2. hiyocoさん
    そういえば、竹ではないのだから、木の交点に遊びがないと曲がらないことになりますね。遊びはあるかしら?考えてもみなかった。握ると、キュッと中に動くけれど、接続点がぐらぐらしている感じはありません。
    それに比べて片手ブンブンゴマを見ると、最初から交点が動くようにできています。同じ原理ですが、こっちの方が正しいです(笑)。

    それに、折れた場所は木ではなくて竹の棒だったんだけど、普通にしていてあれが折れるというのも、なんか無理があるような気もします。
    考えてみると謎だらけですね(笑)。

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