どなたかのFacebookに、何かの展覧会を見に行ったら、矢吹伸彦さんの追悼展もやっていて、そっちもよかったと書いてありました。
「矢吹さん、亡くなっていたんだ!」
昨年亡くなられたとのこと、知りませんでした。
矢吹伸彦さんの絵に出逢ったのは絵本だったと思うけれど、昔のことで定かではありません。青い空に白い雲が印象的でした。
一度だけ、銀座の画廊に個展を観に行ったことがありました。1970年代のことでした。
矢吹さんが在廊で、他に誰もお客さんはいなかったような、油絵が買えるわけでもなく、実物大の複製を1枚買いました。横55センチ、縦40.5センチの絵です。
複製なのにサインも入っていましたが、余白がありすぎて額に入らないので、サインは切り取ってしまいました。
その絵はしばらく飾っていましたが、どうも複製を飾って見ているのは落ち着きません。あっというまに額から出して、しまいこんでしまいましたが、よく今まで残っていたものです。
以後、伊丹十三さんの『ポテトブック』の表紙など、絵を間接的にお見かけすることはありましたが、実際の絵を目にすることはありませんでした。
ただ、青い空に白い雲がぽっかり、ぽかぽかと浮いているといつも、
「今日の雲は矢吹さんの絵みたいだ!」
と思って見上げていました。
この人たち、何してるんでしょう(笑)。紐で四角形を作ろうとしているのかしら?直角が気になります。
返信削除hiyocoさん
返信削除何しているか考えたこともなかった!(笑)
黒い服を着た男性3人が空を飛んでる絵も好き、結局青い空と雲が好きだったみたいです(^^♪
他人事みたいだけれど(笑)。