2024年1月21日日曜日

京都の猫さん?


持っていそうだけど、持っていない招き猫でした。
どことなく、京都の猫の匂いがします。

京都には、そもそも全国の土人形のはじまりといわれている伏見人形があります。しかし、招き猫に関しては、諸説あるものの江戸発祥と考えられており、土人形発祥の伏見といえど、招き猫をつくりはじめたのは江戸の招き猫を倣ってのこととされています。
伏見人形とはまったく別系列で、いつごろからつくられ始めたのか、修学旅行の生徒たち目当ての新京極あたりのお土産物屋などに並んでいた招き猫がありました。生地をどろどろに柔らかくして型に流し込んだ、軽い猫ですから、そう古いものではありません。第二次世界大戦後かと思われます。
ちなみに、私が生まれて初めて買った招き猫は、四条河原町の角にあった、薄暗くてだだっ広い、古めかしいお土産屋さんにいた京都の黒猫でしたが、地震で失われてしまいました。


両脇は白黒の京都の猫、土鈴になっているので厚みと重さがあるのですが、何となく雰囲気が似ています。


そして、この白黒の猫は、時代が新しいのか、常滑系の猫の影響を受けて顔が大きくなっていますが、やはり似た雰囲気があります。


右の猫も京都の招き猫だと思っていましたが、並べてみたら何か違うかなぁ、だったらどこと言えないのですが、京都の猫ではない気がしてきました。鈴もつけてないし。


いい雰囲気、やっぱり京都の猫に見えます。






 

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