ブレストのマトリョーシカ、でしょうか?
民族衣装の上にショールのようなものを羽織っています。
『マトリョーシカ アルバム 2019』(道上克著、2019年)で生産地の地図を見ると、マトリョーシカの生産地はソヴィエト連邦の西の方に固まっていますが、中でもブレストは最西端に位置しています。
右は、花柄のブレストのマトリョーシカで、頭の形は違うけれど、お顔、色使いなど雰囲気が似ています。
後ろ姿です。
花柄のマトリョーシカの底には、USSR(ソビエト連邦)のラベルが残っていますが、左には残っていません。
道上さんの『マトリョーシカ ノート3』によれば、このラベルは1970年代後半から80年代前半のものだそうです。
『マトリョーシカ アルバム 2019』より |
『マトリョーシカ アルバム 2019』に紹介されている、ブレストの1970年代から90年代のマトリョーシカです。
同上 |
それ以前、1960年代にブレストでは、セルギエフ・パサードの絵柄に似たマトリョーシカがつくられていました。
頭は丸いのは、三角になる前でしょうか?
小さい娘まで、丁寧に絵つけされています。
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