骨董市で出逢った貝の人形です。なんて躍動的な!
いったいどこからつくりはじめたのでしょう?
鍬を担いだ農家のおじさんは、田んぼでカエル(?)と踊りだしましました。
カエルの手がいい、最高です!
台に立っているのは赤見♨の標識、海のない、したがって貝の採れない栃木県佐野市の赤見温泉のお土産品だったものです。
もしかして、細長いのもタニシ? 磨いてある?
立たせるのが大変だったに違いないひとりと1匹は、腰を落として、踊りは佳境に入っています。
貝のつるつる感には、なまめかしさも感じます。
この箱の中、白い紙の上にあったのですが、この箱にもうひとつ貝人形がありました(右奥)。買わなかったのですが、写真に撮らせてもらいました。
天橋立のお土産、もちろん股覗きをしています。
こちらも、とてもよくできていました。
貝は、着物の柄と脚絆にしか見えません。背中に笠を背負っているので、遠くから歩いてきて、やっとたどり着いた旅人なのでしょう。
おはようございます。
返信削除胴体はタニシ、腕や脚はカワニナ、手足の先はシジミと、淡水の貝ばかり使ってますね。
こんなの初めて見ました。
カワニナはホタルの幼虫の餌になります。
赤見温泉はホタルで有名らしいです。
かねぽんさん
返信削除カワニナでしたか。カワニナはメダカを買ってくると、いつもついてきて繁殖します。結構邪険に見つけたら捨てているので、こんなに大きく育ったのは見たことがありませんでした。
タニシにしてもカワニナにしても、壊れやすいのにつるっつるに磨いたってことですね。ご苦労様な。それでも海のない栃木県で、淡水の貝だけでできていたこと、ちょっと感動します!
余談ですが、茨城の海岸には栃木県人だけが利用できる、なんて言ったかな「栃木県人海の保養所」みたいな名前の建物があります(笑)。
赤見温泉、行きたくなりました。
凄い躍動感と絶妙なバランス!特にカエルくんの手がいいですね。二人とも自分の世界に入っていて、周りの声は聞こえないでしょう(笑)。
返信削除hiyocoさん
返信削除こんな人形が作れる人って、絶対幸せな人ですよね。
これから、赤見温泉にこの人形を連れて行っても、この人形のいた時代を知る人に出会うことはないでしょう。
それにしても、薄い薄い! 箱があったとしても、温泉の帰りに歩いたり、バスを乗り継いだりして、これを持って帰るのは大変だったことでしょう(笑)。