ウツギの花が咲いています。
この辺りでは、畑の境界にウツギを植えてわかりやすくしておくという習慣があります。
現役の畑の境界線に植えられたウツギは邪魔にならないように短く刈り込まれています。
杭だと土に埋もれたり、トラクターで動かされたりしますが、ウツギだと大丈夫、境界線がはっきり区別できます。
ところが、畑が放置されると、ウツギも役目を終えてしまって放置されます。
花が少ないのは、放置されたから?
それとも、これから咲く?
ウツギは別名卯の花と呼ばれます。
少学唱歌『夏は来ぬ』に、
♪卯の花の匂う垣根に、時鳥早も来鳴きて♪
とうたわれていますが、ホトトギスも鳴きはじめました。
ホトトギスの声は、きょっきょ、きょきょきょきょ(特許許可局)とは聞こえますが、どう聞いても、てっぺん かけたか、てっぺん かけたかとは聞こえません。
境界に植えるって、こんな点だったとは(笑)。きれいに均された畑にポツンポツンと立つウツギがなんとも不思議な光景です。茨城の境木についてかつて調査したようですよ。
返信削除https://www.naro.affrc.go.jp/archive/niaes/sinfo/result/result29/result29_32.html
私もてっぺん、かけたかには聞こえませんでした~。
hiyocoさん
返信削除境界に打つコンクリートの杭と同じような間隔で植えられています。昔はコンクリートの杭はなかったので、大きな石を置いた地域もあったと記憶していますが、石は小さく見えても運ぶには重いし、簡単に動かせるような石では境界の意味をなさないし、木を植えたのは知恵ですね。
カマツカは見ましたが、お茶やマサキ、桑は、生垣のようにして畑を囲っているのは見たことがありますが、境界にポツンポツンと植えてあるのは見たことがありません。お茶や桑は実が落ちるとすぐ芽を出すので、いつも手入れしているなら大丈夫だけれどちょっと放っておくと、そこら中に生えてしまいそうです(笑)。
てっぺん、かけたかと鳴くホトトギスがいる地方がきっとあるのだと思います(笑)。