2024年7月19日金曜日

浴衣地の寝間着

昨年、寝間着をつくろうと、骨董市で浴衣を2枚買いました。

夫と私は長い間、母が父のためにつくった甚平形の寝間着の前を縫い合わせて、被って着る形に改造して着ています。なんでも多めにつくる母なので、父が亡くなったとき、ちょっと着ただけの寝間着も含めて、袖を通してない寝間着が10枚ほど遺されました。すべて浴衣地でつくったもの、それをそっくりもらい受け、夏は浴衣地の寝間着、冬は自分で縫ったネルの寝間着を着ています。
浴衣地の寝間着がだんだん少なくなり、木綿の服地で夏用の寝間着をつくり足しましたが、浴衣地の方がずっと涼しく、着心地がいいのです。

さて、買った浴衣は昨年のうちに解いて、裁ってもいたのですが、例によって縫わないまま突っ込んでいました。


夏本番になり、服地の寝間着は暑い!
そこで、突っ込んでいた浴衣を取り出して、一気に3枚縫いました。


2枚は夫用です。


そして、2枚の浴衣の残り布を合わせて私用の寝間着を1枚縫いました。私のは、丈をちょっと短くして、袖も半巾の「おくみ」だった部分しか残ってなかったので、そのままで短い袖にしました。

丸めて突っ込んでいたので、クシャクシャです!

私用にはもう1枚浴衣を買ってあるのですが、こちらはまだ解いてもいません。

問題は、洋服地でつくった夏の寝間着を処分してしまうかどうかということです。真夏に着るには暑いので手も伸びにくいのですが、春や秋に着ようと思えば、まだまだ着られます。と言っても、細い糸で荒く織ってある浴衣地の心地よさにはかなわないので、この先1年着なかったら処分しようと思います。







 

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