「高崎張り子か」
通り過ぎようとしたけれど、一応手に取って見ました。骨董市で、これまであまり見かけたことのなかった骨董屋さんのガラクタ箱に入っていた張り子の招き猫です。
高崎張り子の招き猫は常滑系の招き猫と並んで、骨董市でもっともよく見かける招き猫、一回りしてきて売れてなかったら値段を訊いてみようと店を離れ、しばらくして行ってみたら、猫はまだいました。
「いくらですか?」
「400円」
ちょっと興味を持ったのは、背中に「群馬県/磯部温泉、「舌切り雀のお宿」ホテル磯部ガーデン」のシールが貼ってあったからでした。
ネットで見ると、「ホテル磯部ガーデン」は、磯部温泉の中心的なホテルのようです。
しかし、今はマスコットキャラクターの「おちゅん」がいるようで、どこを見てもおちゅんだらけ、ということは、ゆるキャラブームの中でおちゅんが生まれる前に、群馬つながりでシールを張った高崎の招き猫が売られていた、ということかもしれません。
さて、
高崎張り子は達磨が有名ですが、養蚕が盛んにおこなわれるようになった明治中頃から、蚕を鼠害から守る養蚕の守り神として、招き猫もつくられ、だるま市で売られてきました。
我が家に棲息する高崎張り子の中でも小さな招き猫たち。
鼻と口、目、髭など、似ているようで違います。
前垂れに同じ植物が描かれていますが何でしょう?
返信削除hiyocoさん
返信削除気にしたことなかった!(笑)
花は梅に見えるから、梅と松でしょうか?お正月に市が立つはずだからちょうどいいけれど、竹がないですね(笑)。大きい招き猫には3つの丸が見えるけれど、3つ丸を描いて竹に見せるのはちょっと苦しいですね。3つ丸はなんだろう?