骨董市をのぞいていると、時々、思ってもみなかったものを買ってしまいます。このリリアン編み機もそうでした。郷愁と、値段の安さにつられて、ついつい買ってしまいました。
小さな子どもたちがよく遊びにくるので、という口実で、ドイツ製のリリアン編み機も買いました。こちらは、ひっかける釘が4本しかありません。原理では、釘が2本以上あれば、3本でも、4本でも、10本でも、紐が編めるはずですが、どうして、日本のリリアン編み機は5本と定まっているのでしょうか。
ドイツの編み機には、毛糸がついてきたので、ちょっと編んでみました。ところが毛糸は、いわゆるリリアンに比べて、なかなかきれいに編めません。毛糸の撚りが甘い上に、編み棒の先が曲がってないので、注意していても、すぐに毛糸が割れて、半分だけすくったりしてしまいます。それがきれいに編めない原因だろうと思いました。
というわけで、ご丁寧に、リリアンまで買ってしまいました。デッドストックみたいでした。
しかし、リリアンは編むのは楽しいけれど、出来上がったものの使い道が、まずありません。引き出しの中に転がっているくらいが、関の山です。それなのに、昔からよく編まれているというのも、不思議といえば不思議です。
Kさんちのあやねちゃん。5歳のお誕生日がもうすぐやってきますが、プレゼントにはリリアン編み機もらうそうです。それはそれは楽しみにしています。
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