ゴールデンウイークが明けてみると、あたりの
代掻きがずいぶん進んでいました。そこで、我が家も、代掻きをお願いしているライスセンターの手順を煩わせないように、あわてて水を入れました。
田んぼの基盤整備が30年ほど前に行なわれていますので、各田んぼに設置された取水口の蛇口をひねると、山からの水を溜めたものがポンプアップされて、運ばれてきます。
でも、同じ時期に、誰もが水が欲しいので、足りない場合もでます。そこで工夫して、側溝などから、水を引いている人もいます。
毎年、慢性水不足に悩んでいる、我が家の取水設備です。収納ケースとホースをつなぎ、側溝にはめ込んでミニダムをつくり、そこから水を引いています。収納ケースのホース穴と反対の側は、切り取ってあります。
反対側の谷川にも水は十分ありますが、代掻きをしてもらうようになってからは、水抜けがゆるやかになり、そちらは使わなくても、なんとか足ります。
水張りがなんとかまにあって、代掻きが終わりました。真ん中の細い田が、我が家の田んぼです。
不耕起で植えるもの、それはそれで楽しいのですが、代掻きのすんだ田んぼには、一種独特の風情があります。ちょっと風が吹いて、表面に小波がたつと、浅いとわかっているのに、とてつもなく深い淵に見えることがあって、背中がぞくぞくしたりします。
もう田植えを済ませた田んぼもあります。
我が家の苗は、春先の寒さと日照不足で、まだ5センチほどしかありません。いったいいつ田植えができるでしょうか。あんまり、まわりに遅れると、またイノシシの餌食になってしまうので、「早く大きくなあれ」と、苗に言い聞かせている今日この頃です。
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