2010年9月28日火曜日
他人の褌(失礼!)で
先日、我が家で見学会がありました。自力建設のエコハウス見学といううたい文句でしたが、参加者のみなさんは、参考になったでしょうか?
私たちが企画したものではありませんが、一度に40人以上の訪問は、過去最高の人数でした。
記録係をしていたRさんが、そのとき撮った写真を送ってくれました。
30万円もするカメラを借りてきたと言っていましたが、う~ん、カメラのせい?それとも腕のせい?なんだか、私の撮る写真よりずっと素敵に撮れています。
というわけで、玄関あたりを、Rさんの褌(写真)を借りて、相撲をとって(ブログを書いて)みました。
玄関扉です。枠だけつくってもらって、中の格子の部分は自分でつくりました。扉の右の細いガラスのあたりがちょっと変?
そうです。まだ完成してないのです。早く、なんとかしなくては。
外の格子からつくりはじめましたので、中の格子は仕上げのために、違う方法でつくってあります。
この扉は、外の板と中の板の間に、ウールの断熱材も入れてあります。作業の工程のうち、目に見えているのはほんの少しで、ほとんどの工程は、見えないところに隠れてしまっています。
右の収納が靴箱で、左には掃除用具などが入っています。
土間の部分に敷いてあるのは大谷石です。8枚がちょうど納まるサイズで注文して、栃木県大谷まで軽トラックで取りに行きました。
大谷石の質感が大好きですが、最近では希少品になっていて、値段が高く、なかなか使えません。これも、厚さはたったの5センチほどです。
敷きはじめは楽勝ですが、最後の一枚を、どう嵌めるか、そこが苦労のしどころ、腕の見せどころです。
玄関ホールの反対側は、夫の自信作の、ケヤキでつくった階段です。
買って来たケヤキもありますが、「薪にしなさい」といただいてきた、売り物ではないケヤキも使っています。薪用の板からも、幅が細い材や、短い材は、十分取れました。
何年も寝かせて、十分乾燥させてから加工したのですが、ケヤキは切っているそばから暴れます。鋸で、縦半分に引いていて、両方に反って開いていjくならまだしも、切っている方向に絞めつけてくると、鋸が、まったく動かなくなってしまいます。
引く前は平らだった板も、半分に引くと、飴のようにねじれてしまうし、ケヤキは本当に大工泣かせです。おまけに、長い材は重いし。というわけで、階段づくりは夫が一人でがんばりました。
階段の踊り場に立って、二階を見たところです。
正面に見えている戸棚は、適当な置き場所がなかったので、玄関ホールの吹き抜けの途中に、わざわざ専用の床をつくって置きました。
下から、見上げると、こんな感じに、戸棚専用の床が見えます。
二階に上って、東の部屋、招き猫の展示室を見たところです。
天井は、今では照明が目につきますが、一番大変なのは、柱だけでなにもないところに、重い梁を組み込んで、床をつくる作業でした。この上は、OMソーラーの機械室になっています。
そして、西の展示室です。
二階にあるのは、生活非必需品ばかりで、日ごろ夫にも悪く言われていますが、まあ、訪問者が楽しんでくれるということで、勘弁していただきましょう。
Rさん、ありがとうございました。
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