2011年4月24日日曜日

ガラスのキューピー





キューピーが、まだ残っていました。
キューピー型のニッケ水のビンです。
こんなに特徴的なビンなのに、いつ、どこで買い求めたものか、全然覚えていません。わかるのは、もう20年近く、我が家にいるということだけです。

初めて手に入れたひょうたん型のニッケ水のビンは、25年ほど前に、京都大学の近くの雑貨屋さんで買ったことを鮮明に覚えているのですが、時々記憶にないものがあるのは、どうしたことでしょう。

もともと不安定なので、低いところに置いておいたので、今度の地震でも割れませんでした。




ブリキの、おもちゃの金盥(かなだらい)には、浦島太郎になりすまし、亀の背中に乗って、竜宮城から戻ってくるキューピーが描かれています。
戦前のおもちゃで、同じ模様のバケツもあるそうですが、私は持っていません。




持っているのは、金魚のバケツだけです。
両方とも、近所で開かれる骨董市で、顔なじみの骨董屋さんから買いました。

ところが、先日、震災後初めて行ってみた骨董市では、彼は店を出していませんでした。しかも、彼の定位置には別の店が出ていました。福島県郡山の骨董屋さんなので、どうしたのかしら、もしかしたら被害が大きかったのかしらと、心配しています。
大きな津波被害と原発事故に隠れて、ほとんど報道されていませんが、郡山など福島県の内陸部でも、茨城県の各所でも、通常だったら大ごとの被害が、かなり出ています。まだ水道が復活していない地域もあります。

もちろん、大きな被害とは比べようもないのですが。



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