2011年9月24日土曜日

ほろ酔い招き猫





この招き猫たちは、ただの置き物ではありません。




招き猫形酒ビン入りのお酒です。頭には、注ぎ口がついています。




この三匹は、以前群馬酒造に注文して送っていただいたものです。
だるまを抱えた猫、左手上げの猫、右手上げの猫などいろいろいますが、みんな「開運招福」と書かれた小判を持っています。




五匹の中で一番大きな招き猫は、骨董市で見つけた空ビンです。
やはり群馬酒造のものです。




中に、一匹だけ、「開運招福」ではなく、「福源」と書かれた小判を持った猫がいます。たぶんこれも骨董市で見つけたような気がしますが、よく覚えていません。
前垂れも、顔も違います。




右手前が「福源」招き猫ですが、注ぎ口のところで、頭が大きくへこんでいます。

ネットで調べてみると、安曇野に「福源」という酒屋さんがありました。江戸時代から続く老舗のようで、招き猫入りのお酒をつくっている雰囲気は、全然ありません。
いったい、どこからきた猫でしょうか?

これを書くために、群馬酒造もネットで調べてみましたが、検索の仕方が悪いのか、招き猫の形のビン入りお酒を見つけることができませんでした。
しかし、いらっしゃい招き猫焼酎というのを見つけてしまいました。

もっとたくさん、全国的に招き猫入りのお酒があると面白いのですが、酒造会社としてみたら、お酒を気に入ってくれたお客さんが、捨てにくいボトル入りのお酒をずっと買い続けてくれるかどうかは、疑問ですから、せいぜいラベルに招き猫を印刷するくらいで、止めておくのでしょう。
ラベルに招き猫が描かれているお酒は、わりとあります。

それにしても、酒ビンの招き猫さんたち、みなさん異国生まれの顔をしています。ビンだけ中国でつくられたものでしょうか?




こんな、ほろ酔い顔の招き猫にお酒が入っていたら、面白いのですが。



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