2011年11月8日火曜日

川崎毅の陶筐(一)



東京で今、友人の川崎毅さんの展示会が開かれています。
風邪をひいたこともあり、行けないので、勝手にブログ上で、協賛作品展を開きます。
とっても古いものばかりですが。




轆轤引きでつくった、陶器の蓋ものです。

川崎毅さんは、この二十年(三十年?)食器はあまりつくっていません。ギャラリーの希望などでときおりつくるとしても、陶器ではなく磁器の食器だけです。

また、蓋ものはよくつくっていると思いますが、ほとんど轆轤引きではなく、叩いて、削ってつくります。
そんな、叩いて削ってつくった蓋ものに比べると、轆轤をまわしてつくった蓋ものは、用途のあるもの、食器の一部というわけで、轆轤引きの陶器の蓋ものは、今ではまったくつくっていないと思います。




この蓋ものは、今は引退していますが、かつて小麦粉を入れていたこともあり、クルミを入れていたこともありました。
すとんとして、使いやすい蓋ものです。




掌に乗る大きさの蓋ものです。




忘れましたが、シュガーポットにしていたときがあったでしょうか。




磁器の、轆轤引きの蓋ものです。
磁器は塩分も水分も染み込まないので、保存調味料などを入れるのに最適です。




同じ形のものを塩入れとして使っています。




大きくて深い蓋ものは、味噌入れとしてして使っていたものです。




具合はよかったのですが、味噌を入れていると毎日使うので、うっかり手を滑らせることがあるかもしれません。
というわけで、これも引退させました。




大きさや形は、上の蓋ものによく似ていますが、蓋は全然違う形をしています。




ちょっとクリスマスの雰囲気のある蓋ものです。




2 件のコメント:

  1. 川崎さんのテーマは「家」とかでしょうか?
    オブジェを拝見していてもそういった形にみえてきます。とてもよい場所にあるギャラリーですね。作家紹介を覗いていたら同窓の方が2名おられました。頑張っている作家さんがいるのは嬉しいことです。

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  2. はっとさん
    テーマは家というより、街のようですよ。土の塊をつくって、がりがり掘り出していくような作風です。
    このところ大きなものばかりで...。見るだけです(笑)。

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