メキシコの豚の
貯金玉です。
これよりちょっと大きい、赤や緑で彩色された、もっとカラフルなメキシコの貯金玉を持っていましたが、残念ながら割れてしまいました。
それから、これを見つけるまで、何年もかかったように記憶しています。
メキシコといい、中国といい、どうして貯金箱といえば豚なのでしょう?
それに関して、興味深い記述を見つけました。
昔ヨーロッパでは、お皿や食器は、ピッグ(Pygg)と呼ばれるオレンジ色の土でつくられていました。その土でコインを貯める壷もつくられ(あるいは、塩壷が貯金用壷に転じて)、「Pygg bank」と呼ばれていました。
その風習がとくに浸透していたイギリスで19世紀頃、「Pygg」を「Pig」と聞き間違えた陶器職人が「Pig bank(豚の貯金箱)」をつくったところ大評判となり、これが世間に広まったそうです。
また、「Pygg」の言葉そのものも18世紀には「Piggy」に変わり、「Pig bank」につながったという説もあります。
貯金玉以外の豚です。
小さな、薄桃色の豚は確かタイのもの、丁寧なつくりです。
玄関の、印刷用の文字版を入れる引き出し利用の
棚に飾っていましたが、昨年三月の地震のときはもちろん、大きな余震のたびに転がり落ちました。
割れないからと、また乗せていましたが、身体中にこすれた跡がついて、拭いても取れないので、いまでは転がらないところに飾っています。
豚のシャープペンです。鼻をノックすると、
尻尾の先から、シャープペンの芯がでてきます。
使い心地?
一度だけ、使ってみましたが...。
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