2012年1月24日火曜日

牛乗り天神

天神さまへの信仰は、牛とも結びついています。
天神さまは、「天満大自在天神」という神号を持っていますが、大自在天は仏教では白い牛に乗るとされ、そこから天神さまと牛が結びつけられたと考えられています。

天神さまは学問の神様であると同時に、たいせつな農耕の神様でもあったのです。




青森県の下川原人形の牛乗り天神笛です。下川原土人形は小ぶりで、笛が多いのが特徴です。
下川原人形で、もっともよく知られているのは鳩笛でしょうか。招き猫笛もいろいろあります。




土人形の牛乗り天神には、昨年3月の地震で割れてしまったものもありました。
土人形に比べると、地震に強いのは張子です。
これは香川県の高松張子の牛乗り天神(ひょっとしたら牛乗り童子?)です。




やはり高松張子の牛乗り天神です。
90歳を過ぎても制作された宮内フサさんの張子は自由自在、おおらかな天神さまでした。

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