巷では、夏の終わりに新米が出まわります。
ところが、我が家で新米が食卓にあがるのは、いつも次の年の六月ごろです。その前の年のお米を食べきってでないと、新米を食べはじめません。
一昨年の秋には、家の修理をしてあげたお礼にとお米をいただいたり、事情のある人のお米を安く買ってあげたりしました。
さらに、昨年の地震の後、お見舞いにとお米をいただき、いただいたり買ったりしたお米は、合計で二俵、120キロにもなりました。
息子に何度か送ったりもしたのですが、そのお米が今頃までもちました。2009年と、2010年のお米でした。
というわけで、2010年に我が家で収穫したお米を、収穫20ヶ月目にして、やっと籾摺りしました。一粒も食べないまま、古米になってしまっていたというわけです。
日本では普通玄米で保存しますが、我が家では籾で保存していますから、その分長期に保存ができます。
籾摺りは、機械が小さいので、ちょっと手間がかかります。
でも、玄米にまでなれば、あとは楽なものです。
籾摺りしたお米を精米機にかけて約25分、
白くなりました。
昨年(2011年)は、コシヒカリは草に負けて不作でしたが、それでもまだお米は、茶箱三つ分残っています。
心強いことです。
ついでに、お餅を搗こうかと、赤米も籾摺りしました。
こちらは2010年に収穫したのは、昨年暮れにお餅を搗いたときに使いきってしまったので、2011年のお米です。
玄米のままでお餅にすると硬いので、ちょっとだけ精米機にかけます。
よく精白すると、中は白いので、白い柔らかいお餅ができますが、赤くて硬いのが好きなので、ちょっとするだけです。
ほっ。
これで当分、食糧には困りません。
0 件のコメント:
コメントを投稿