古いインドの友人Aさんが日本に来ていて、我が家にも逗留してくれました。
カレーのまねごとでもと思ってじゃがいものドライカレーをつくり、そのとき、自慢げに私のスパイスボックスを見せました。
「うん。これだけあれば、チキンカレーがつくれるよ」
ということで、次の日はチキンカレーをつくってもらうことになりました。
ちょうど、日本に留学中の息子Sちゃんも来たので、父子合作となりました。
みじん切りのタマネギとたっぷりのニンニクに、クミンシードを加えて炒め、色が変わったら、あらかじめターメリックをまぶしておいた鶏を 入れてさらに炒めます。鶏に焦げ目がついてきたら、ざく切りのタマネギとジャガイモ、薄切りのショウガを加えます。さらに炒めて、少量の水を加え、唐辛子粉も加えて煮ます。
煮ている間に、胡椒、クローブ、カルダモンを すりつぶしてガラムマサラをつくっておきます(ちなみに、スパイスボックスの中央は、出来合いのガラムマサラ)。
じゃがいもが柔らかく煮えたら、ガラムマサラ、塩を加えて一煮立ちさせ、火を止めてちょっと置きます。チキンカレーのできあがりです。
Sちゃんがライタをつくってくれます。
トマト、ピーマン、キュウリは全部小さく切ります。
野菜にヨーグルトを加え、塩とスパイスで味つけします。
ライタのスパイスは黒コショウとクミンシードで、そのままではなく、ちょっと炒ると香ばしさが増します。
炒ったら、臼でつぶして混ぜ込み、最後に黒コショウをかけてできあがりです。
いろいろな意見があったけれど、冷めないからと、お鍋のままで食卓へ。
カレーはスパイシーで、美味でした。ライタはさっぱりといくらでも食べられる感じ。
Sちゃんにとっては、久しぶりの、「おやじの味」でした。
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