2012年6月27日水曜日
田植え完了。よしっ!
危ぶまれていた田植えがやっと終わりました。ほっ。
夫と二人で、膝が痛いだの、腰が痛いだの言っていて、しかも揃って風邪を引いて、何もできない日々を過ごしていただけに、や~れやれです。
一面草が生えていたのを、直前に刈って植えました。植え終わったところに、苗の色がかすかに見えます。
久々の不耕起なので水を抜いて田植えしましたが、たった五畝に、四日もかかってしまいました。一気に植えられなくて、
「今日はこれまでにしようか?」
「そうしよう、そうしよう」
などと、たらたら植えていたからです。
カンボジアの米どころプレイヴェンでは、一家族で二町歩もの田んぼを持っている農家がざらにあります。
もし私たちが二町歩の田んぼを持っていて、この調子で植えていたら一反で八日かかる計算ですから、二町歩を植え終わるのに160日かかります。植え終わる前に収穫作業にも取り掛からなくてはならない、なんてことになります。
しかも、洪水が激しい年は、せっかく植えた稲が、長期の冠水でだめになり、もう一度植え直さなくてはならなくなります。となると、私たち夫婦だと、他のことは一切しないで、一年中田植えに専念してなくてはならなくなります。
あぁ~あ。
植え終わってから水を入れました。水がどんどん流れてきます。
今の時期、谷川を堰き止めて、水はポンプで供給もしてくれていますが、みんなと時期がずれているので、そのうち使えなくなります。
側溝にプラスティックの箱をはめて、そこから引かせてもらっているのが頼りです。
不耕起の場合、夏草の成長期との関係もあり、六月末の田植えがベストです。だから、焦る必要はないのですが、この四年ほどは、周りと同じ時期に植えていたので、ちょっと気が急きました。
蛇口をひねると出てくるポンプの水は便利だけれど、側溝や反対側の谷川の水があるし、この田んぼだけ刈り残ったときにイノシシがやってきたら、イノシシ除けの電気柵を使えばいいし、のんびりやりましょう。
今朝の田んぼです。
お二人の田植えご苦労さんでしたね、
返信削除農薬が出始めて(昭和23年ごろかな?)から
あらゆるものが導入されてきました。
田んぼの草取り・水入れ真夏はゴザを背中へ大変でした。
ちくごさん・ちっこさん
(筑後からくる田植え専門の女性軍団)が朝の暗い内から暗くなるまで働いていました。
イタリア映画「苦い米・S,マンガノ主演」
同じ出稼ぎの、、、。
一家総出の田植えや稲刈は昔話になりました。
」
昭ちゃん
返信削除祖母が戦後10年くらい田んぼをつくっていて、手伝いました。学校の農繁休暇があり、小学生も戦力で、自分の家だけでなく、手伝ってくれた家の手伝いにも行きました。食糧事情がよくなってから祖母は田を人に貸し、私も中学から東京で、農業のことはすっかり忘れていましたが、40過ぎてからタイの農家に泊まって田植えを手伝ったら、身体が覚えていました。
無駄な経験は一つもないなと、感心したものでしたが、最近はその身体が、重労働はいやと、拒否反応を示したりします(笑)。