2012年8月10日金曜日

ミシン


息子が、縫いぐるみをつくりたいから、ミシンが欲しいと言ったことがありました。
当時、昔ながらのサイズの電動ミシンと、小型ミシンと二つ持っていたので、小型ミシンを息子にやりました。

 

さて、大きいミシンを引っ張り出してきたけれど、重いし使いにくい。
しばらくして、新しい小型ミシンを買いました。カタログハウス推薦の山崎のりおミシンです。

このミシン、縫うのは問題ないのですが、しまうのに問題ありです。というのも、今回母がきて、妹のもんぺを縫いましたが、十日で八本のもんぺを縫ってさえ、使う時間に比べると、使わない時間の方が圧倒的に長く、ミシンをもっと美しくしまえたら、と思ってしまいます。


もともと不定形の上に、上糸を固定するところが、プラスティックで、ミシンの後ろ側に挿しこむようにできています。それが、運んでいるときに他のものに当たって、ちゃちなプラスティックがおれてしまったことがありました。
色糸を使っている人は、縫うもの毎に糸を変えなくてはならないので、糸巻きも、糸巻きホルダーもその都度片づければいいのかもしれませんが、横着をして透明な糸を使っている私は、糸巻きはつけっぱなしにできれば最高です。


以前の小型ミシン(トヨタ製)は角ばっていたし、上糸をかける場所は手前で、蓋をあげて使うようになっていたので、中に電気コードだけしまって、コンパクトにカバーをかけることができました。
ところが、今の小型ミシンは、上糸をはめる部分は取れないし、台の上も丸っこいのでそこに糸を置いておくと、持ち運びしているときに糸滑って、落ちてしまいます。


以前の小型ミシンには、ブータンの紋織りの美しい布でカバーをつくって掛けておきました。
形も左右対称で、どこにおいても絵になりましたが、新しいミシンのこの不格好さです。
もし布でカバーをつくったとしても、形がまとまらないので、美しくな見えることはないでしょう。

いっそ木で箱でもつくる以外ないと思いつつ、留め金も買って早数年。
あ~ぁ、です。

ところで、当時は暇だった息子は、今は縫いぐるみをつくるどころではなく、忙しくしています。


4 件のコメント:

  1. ミシンと言うとシンガーの足ふみミシンの思い出ですね、
    ちょっと丸い角で頭をぶつけたり、引き出しの油の匂いです。
     ハリだけ回して切符を作ったり、ベルトをはずして折りたたむ母の姿とダブリます。

    返信削除
  2. 昭ちゃん
    私の祖母のシンガーミシンも油プンプンでしたよ。今回母がきて、朝ドラの「カーネーション」は、ミシンが変な音がしていた、油をさせばあんな音がしないのに、と言っているのを聞いて、なるほどと思いました。
    でも、今のミシンの説明書をどうひっくり返しても油をさすところが少なすぎるんですよ。なんか、納得できなくって(笑)。
    針だけ回して、切符つくっちゃだめですよ!

    返信削除
  3. 春さーん切符作りませんでしたかー(笑い)
    細長い引き出しは油差しが倒れていますよね、レトロな匂いです。
     歯科で歯を削るのは足踏み器具でしたよ。

    返信削除
  4. 昭ちゃ~ん
    そんなことをしたら大目玉ですよ!。
    引き出しの中には、油の染み込んだ布とかありましたが、油差しは倒れていませんでしたよ(笑)。
    倒れて漏れているのは今の私の油差しです。ミシンの付属品ですが、プラスティックの蓋がきっちり閉まらない!。油差しごとビニール袋に入れていますが、困っています(笑)。
    祖母のミシンは触ろうにも、きっちりカバーが掛けてあって、勝手に触る勇気もありませんでした。

    返信削除