このブログにもしばしば登場していますが、我が家でもっとも使用頻度が高い鉢です。
日に一度ならず、ときに昼夕二度も食卓に上ります。とくに、夫がサラダをつくったり、そうめんを茹でたりしたときは、もう無意識のうちにこの鉢に手が伸びてしまうようです。
直径九寸(27センチ)、高さ7センチという大きさが、たっぷりしているのに大き過ぎないで使いやすく、片手で持ちやすく、硬くて丈夫で、お料理も映えるのが、飽きないで使いたくなる理由だと思います。
楠田純子さんの鉢です。
白い模様はちょっと盛り上がっていて、まるで石でもはめ込んだように見えるので、内側と外側の模様が、どうしてつながっていないのだろうと、最初はなんとなく不思議に思ったものでした。
初めて、楠田さんのお皿に笠間の工芸の丘のクラフトギャラリーで出逢ったのは、十年くらい前でした。
小さい楕円形のお皿を買ったら、とても使いやすかったので、
日を置かずに再度出かけて、ちょっと大きいお皿も手に入れました。
そして、お皿についていた名前と住所を頼りに、楠田さんは笠間周辺ではどこのお店に作品を置いているのか、手紙でたずねてみたのでした。
すぐに返事が来て、工芸の丘のお皿は展示会の残りものであったこと、千葉県に住んでいるので、笠間のお店には置いていないこと、でも近々、益子のお店で展示会があることなどを知らせてくださいました。
その展示会で出逢ったのが、いつも使っている鉢です。
ときおり、楠田さんのものも置いていた益子のお店も、数年前に廃業してしまいました。
楠田純子さんは、
ネットで拝見すると、お元気で活躍されているようです。
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