学生時代の友人Kが、1970年代初頭だったと記憶していますが、解禁になったばかりの海外旅行に参加して、インド、パキスタン、アフガニスタン、イラン、そしてトルコの旅に行きました。
それ以前は、日本を出ることが制限されていて、仕事、留学など理由があり、招聘相手からの招待状が整わないと出ることができず、いわゆる海外観光旅行はありませんでした。
そんな状況でしたから、Kがバーミヤン、カッパドキアなどを訪ねた話を聞くのも夢のようでした。飛行機の便数も少なかったので、アクセスの悪いところにはほとんどチャーター機を使う旅だったようで、確か参加費用は年収くらい。ほとんど普及していなかった車を買うよりは、高かったのではないでしょうか。
そのKの、旅のお土産です。
道路工事用の電球の保護カバーでお馴染みの形で、開いたり閉じたりしますが、真ん中部分は固定していて、平らにはたためません。
簡単にできているように見えますが、針金がくちゃくちゃにならないように曲げたり、バランスよく留めつけたりするのには、手がかかりそうです。
どこのものだったか、そのときたずねたかどうか、感じとしてインド、パキスタンあたりのものでしょうか。
息子たちが幼いころ、彼らの友人たちが遊びに来ては開いたり閉じたりしたのにも耐え、いまだに健在です。
平らにはたためないのだから、Kは運んでくるのに大変だったことでしょう。
当時は軽くて持ち運びしやすいスーツケースはなかったし、バックパックもなかったし、荷物検査のX線がなかったので、どこの空港でもいちいち全部ひっくり返されたはずだし、しっかりと梱包してもらえたとは思われないし、よくつぶれないで運ばれてきたものでした。
返信削除こんにちは 高橋です
牛と暮らすでお邪魔した高橋です なつかしいオモチャの記憶が写真をみて よみがえりました 子供のころ
縁日にならんでいて 買ってもらったことがあります
日本でも作られていたとおもいます いいオモチャなので まだ売られているかもしれませんね
高橋さん
返信削除こんにちは。コメントありがとうございます。
日本にもありましたか。知りませんでした。となると、唐草模様ではないけれど、ルーツはいったいどこらあたりにあるんでしょうね?
日本の遊びだとばかり思っていたビー玉がヨーロッパ(というより古代エジプトだったかしら)からきたものだったり、お手玉遊びが中国や東南アジア一帯にあったり、子どもの遊びも奥が深いですね。
私も 唐草とはどの様な草なのか調べた事がありました。
返信削除特定の
植物をさすのでなくて連続模様、蔓状模様の総称でスイカズラやナツメヤシ(パルメット)紋様が代表されますが 蓮華唐草とか宝相華やブドウ等 いろいろな種類があるようですね
高橋さん
返信削除はい。唐草模様は地中海あたりからシルクロードを通って東洋にももたらされたものですが、地域地域で、その地域らしさが加味されて、いろいろなバリエーションがありますね。
針金のルーツも、やはりヨーロッパあたりですかね。野菜の水切り籠で、針金でできた蓋を開いたり閉じたりして使うものがあったのを思い出しました。