ラタンの葛籠(つづら)です。
まだ、バンコクに住んでいた30年前、ときおりインターナショナルスクールの体育館で開かれていた、山岳民族の工芸品即売会で見つけたものです。
幅60センチ、奥行40センチ、高さ35センチという大きなものですが、欲張って二つも手に入れました。
この葛籠は以後、とくに小さな家に住んでいるときほど重宝しました。
ここに来る前まで、一つには毛布か何か入れていましたが、一つには掃除機を入れていました。
掃除機は出しっぱなしにしたくないものですが、取り出しやすいところにしまっておかないと、いちいち出し入れするのが億劫になります。
葛籠は、掃除機一式をしまってそのあたりに置いておいても気にならない、使いたいときさっと使える、とても便利な収納でした。
ここに来てから、掃除機置き場はしっかりつくったので、大きい葛籠の必要度がさがり、一つはお隣さんに貰っていただきました。
そして一つは、今のところ裂き織りの布(こたつ掛け)が入っています。
一回り小さい葛籠もあります。
こちらは、昔の写真入れにしています。
写真整理は、なかなか難しいものです。
ごちゃごちゃと、あちらこちらに、大きさの不揃いなアルバムがあり、それらを見ようとしたら一苦労ですが、
とりあえず(いつまでもとりあえず?)、アルバムに整理しきれていないものや、写真屋やさんにもらった小さいアルバムに入った写真などは、この籠に入れています。
あぁ、デジカメになってよかった!整理は夢のように簡単です。そのうち、
「三人で写っている写真」
とコンピュータの前でしゃべったら、該当する写真がずらっと出てくるようになるのかもしれません。
いよいよ頭も使う必要がなくなり、無能になる一方ですが。
これもラタンなのですね。蓋もありしっかりしてそうで、そのまま置いていても景観をそこねない。いいですねこれ!私もちょうどこれくらいの篭を探していましたがなかなか気にいるものが見つからず、とうとう妥協して蓋なしのカゴを買いましたよ。うちは翌日使う鞄や小物入れに息子が使っています。
返信削除はっとさん
返信削除翌日使うものを入れたり、畳んだ洗濯物を運んだりするのは、蓋なしの籠が便利ですよね。
編みかけのセーター、メガネ、何でも籠に入れています。
でも、中に何が入っているか忘れたりするものでなかったら、蓋つきの籠が便利です。
家では、アイロンやドライヤーも蓋つきの籠に入っています。