2012年11月12日月曜日
缶が好き!
外見に、ちょっとこだわってしまいます。お菓子のことです。
中身がおいしいことは二の次かな、缶が素敵なのは嬉しいものです。
しばらく前のこと、Kさんを訪ねることになり、夫が、
「何か、持ってくものないか?」
と聞きます。
「さあ、栗くらいしか」
「ばーか、栗ならKさんちにもあるだろう」
このあたり、どこでも栗が採れます。
「サブレなら、あるけど?」
「それでいいや」
「Kさん向きじゃないけどね」
「太郎サブレ」は、Kさんにはどうみてもミスマッチです。
Kさんはこのあたりでも、格別厳格にピュアに生きている人で、暮しは修行僧のようです。楽しみのために何か買うなどということはなく、家もあればいい程度で、限りなく自給自足生活に近い生活をおくっています。農業に機械を使うのも反対しているくらいですから、買ったお菓子なんて。
でも、急なことで、他によいものが思いつかなくて持って行きました。
お土産を差しだすと、
「どうしてこれを?」
そうきたか。どう答えましょう?
「あっ、私かわいい缶とか好きで、買っちゃったんです、はい」
「そうよねぇ」
と、フォローしてくださる、お連れ合い。
差し上げたのに、冷や汗をかいてしまいました。喜ばれたかどうかも、大きな疑問です。
Kさんからは、畑から抜いたばかりのおいしい枝豆と冬瓜をいただいてしまいました。再び汗。
私としては、決して「くいだおれ太郎」が好きなわけではありませんが、でも、この缶の大きさ(17×13.5センチ)といい、 マットな黄色といい、使いやすい素敵な缶なのです。
サブレも、まあまあおいしいし。
HEIDELのチョコレート缶。
自分も欲しいから、妹へのクリスマスプレゼントとして、早々と買ってしまいました。
テディーベアの乗ったバンピングカー。
缶は子ども向けだけれど、
中身はチョコレートです。
チョコレートは食べてしまって、子ども向けのお菓子を詰めてはなちゃんにあげようか、それとも自分のものにしてしまおうか、ただいま思案中です。
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