雛壇をまだ必要としているお雛さまがいます。
いつまでも放っておくわけにいきません。
以前、製材屋さんからもらってきた木切れを、薄い板に引いておいたカリンが残っていたので使います。
板の厚さは8ミリほどなので、ビスも細いミニビスを使います。
ボンドだけでもできるのですが、家づくりで習慣になったせいか、板をつなげて広くしたりする以外、あまり接着剤を使う気にはなりません。
一日目。
細いドリルでまず穴を開けてからビス止めするなど慎重にやっていたのに板が一枚割れて、そのままストップしました。
二日目。
残っていた板を切って、仕切り直ししました。
ミニビスは長いものしか手元になくて、一番下の段には長すぎて使えません。普通のビスの小さいのを使ったところ、気をつけていたのに、やっぱり板が割れました。板が薄いので、ビスが端にきて、難しいのです。
でも仕方がない、もう余っている材料の板がありません。
というわけで、完成したことにしました。
お雛さまを並べてみました。
こうやって見ると、雪洞が失われているのが目立ちます。橘と桜が最上段にあるのはおかしいのですが、下におろすとスペースが目立ちます。
粘土が余っているから、いつか気が向いたら雪洞をつくってみます。
カリンは色がきれい、素敵な板なのに、何度使ってみても、杉ばかりの我が家にはあまり似合いません。赤い布をさがして、緋毛氈をつくった方がよさそうです。
さて、残っているのはこの土人形のちびたちだけになりました。妹の連れ合いのやすおさんの母上の遺したものですが、緋毛氈に見立てたお菓子の箱の蓋が、ちょっと小さすぎます。
これは五段にして、赤い和紙を貼るつもり、今年のお雛さままでに間に合うでしょうか?
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