数日前に、『ビブリア古書堂の事件手帖』4 (三上延著、メディアワークス)が届きました。その数週間前だったか、もうすぐ発売されるので予約しないかという案内がAmazonから来て、予約しておいたものです。
最初の頃、Amazonは1,500円以下のものなら送料がかかっていました。でも、今では599円の本でも送料無料です。十年前には想像もつかなかったこと、駅前の本屋さんが店をたたむのも道理です。
『ビブリア古書堂の事件手帖』は、古書の生き字引のような古書店店長の篠川栞子と、アルバイト店員五浦大輔が、次々と古書にまつわる事件に巻き込まれ、それを解決する物語です。
2011年から立て続けに出されていますが、 古書好きな人がいっぱい出てきて、古書についても詳しく語られます。膨大な知識が必要であろうに、よく矢継ぎ早に書けるなぁと感心してしまいます。
もっとも、読む方は適当に読んでいますから、一冊完結ですが、前の巻から続いているエピソードもあり、古書にまつわることどころか、ストーリーまで忘れてしまって、しばらくぶりに手にした本に、とまどったりしながら読んでいます。
もう一つ、届くのを心待ちにしている物語があります。
『髪結い伊三次捕物余話』(宇江佐真理著、文芸春秋社)です。これは第一巻が発行されたのは1997年ですから、もう16年も続いています。
最初、一冊で一年年を取る勘定でお話が進んでいたのですが、二冊ほど前に、急に十年も歳月が流れて、若かった伊三次やお文もよい年になってしまいました。
伊三次やお文だけでなく、老若男女、素敵な人物がいっぱい登場するのも、この物語の魅力です。中でも昔は巾着切りだった直次郎は、ほんのときどきしか登場しないのに、いつもかっこよく出てきます。
夫が「新聞みながらげっきゅう、、って何?」と聞くので「月給?」「月Q?」聞くと「月9」でした。そして「広辞苑にも載っていない・・・」と。(笑)
返信削除ドラマでやっているんですねビブリア古書、、、月曜9時から。
このドラマで取り上げられた本(古書)はすぐに売れていくのだと古書屋さんが言っていました。テレビの力は凄いですね。
hattoさん
返信削除私も最新号の帯を見てドラマになっていると薄々(笑)気がついていました。ひやぁ、そんなに流行っていたのですか!
テレビは朝の連続テレビ小説(くせになっちゃって)と、夕方5時のほっと@アジア(おもしろい)、それにシーズン中のお相撲くらい(全部NHKだ)で、あとはほとんど見ないので、全然知りませんでした。
取り上げられた本が売れるって話はもっと驚きです。私など、読んだそばから、どんな古書だったか忘れてしまいました(笑)。最新号は読んだばかりさすがに覚えています。江戸川乱歩で、話はおもしろかったけれど、古本を買ってみたいなんて、考えてもみませんでした。
テレビの力ってすごいですね。