2013年3月28日木曜日

喜連川の生垣

寒くなくなって、私の足の痒いのもずいぶん軽減されてきました。
反対に、夫はしばらく前から背中にぽつぽつと湿疹ができて痒がります。
「ワインの飲み過ぎと、甘いものの摂りすぎよ。糖分で血がしゃきしゃき流れなくなるんだから」
「ワインの酸化防止剤のせいかな?」
と、酸化防止剤無添加の、さらに甘いワインを買ってきます。
「糖分よ、糖分」

元を断つのが一番ですが、それはその、というわけで、五年ぶりに、湿疹に効くという栃木県の喜連川温泉に行ってきました。

1時間300円の元湯に行くと、すごい車の量です。
混んでるのかと思ったら、先の地震で山が崩れて、台風も追い打ちをかけて道も塞がれ、凄い量の土砂を取り除いて山も固める工事をして、やっと本日、二年以上ぶりに再開できることになり、式典をやっているとのこと、温泉に入れるのは午後からと言われました。

二時間も待てないので、しかたなく別の源泉湯に行きました。
そちらは、食堂もあり、一日中いられるのですが1000円。夫は、
「燃料費もいらないのにぶったくりだ」
と気に入らないのですが、それはどうでしょうか。沸かし湯より、75度のお湯があふれている方が素晴らしいと思うのですが。
早乙女湯は硫黄源泉湯、お湯は半透明のエメラルド色です。サウナもないし、ジャグジーもないので、お湯につかりっぱなし。私はちょっとのぼせてしまいました。


そんな喜連川の街の一角に残っている、このあたりの伝統的な笹の塀です。


笹はオカメザサだと思われます。
なんとも素敵、竹で二段にはさんで留めてあります。


角は、片一方の竹をまげて、もう一方の竹に差し込んであります。
竹は雨ざらしにすると傷みが早く、黒ずんできます。一年に一度くらい、とり替えているのでしょうか?


昔はみんなこの塀だったとか、今残っているのは三軒だけです。


笹塀の中をのぞくと、こんな板蔵が建っていました。
このあたり、大谷の近くなので大谷石の蔵や納屋が目立ちます。それはそれで風情がありますが、板倉は大谷石の建物が流行る以前のものだと思われました。


2 件のコメント:

  1.  春さん
    血液検査をすれば通信簿のように血糖値を始めすべてがわかります。
    数字にこだわるわけではありませんが目安ですね。
     年をとると直すより現状維持が大事でどうせ100までは無理ですからね。

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  2. 昭ちゃん
    命がなくなることは仕方ないと思いますが、できたら死ぬまで元気が理想です。田中一村のように、西式生活をしている人は、だいたい死ぬ瞬間までぴんぴんしていられます。
    で、よく水を飲んで、腹八分目、生の野菜をしっかり食べて、砂糖を控えて、運動して、血液循環をよくして腸を健康に保っていればいいのですが、それがなかなか(笑)。

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