2013年9月19日木曜日

針金の曲げ具合が絶妙だったのです


二階に飾ってあったかたかた(押し車)が、一階に落ちていました。
どうして?
トラがとびついたの?
まさかね。

まあ、落ちた原因はともかくとして、問題はスムーズに動かなくなってしまったことです。


押すと、車輪が回って、馬の前足と後ろ足、カウボーイが動くのですが、決まったところで車輪が止まって、そこから強く押さないと回りません。


今は飾りものですから、スムーズに動かなくてもかまわないのですが、気になります。
ラジオペンチを二つ取り出して、針金をいろいろ曲げ直してみましたが、うまく動きません。

つくった人の腕に改めて感心、複雑な形なのに楽に動いていたのです。


私が修理を諦めると、来ていたシャントヌがやらせてと言います。
今回のトヌちゃんの滞在は短く、八郷では筧さんに会うと、福岡、愛媛、広島へと、有機農業者に会いに、旅立ってしまいました。


落ちたときの衝撃で針金が曲がったのはわかるのですが、どこをどうやっても、固さが取れません。
「あと後ろ脚だけなんだけどなあ」


ちょっといじっては押してみます。やはり途中から動かなくなります。
「飾っているだけだから、まあ、いいってことにするわ」
 
 
私たちのあえない努力を見ながら、カウボーイはねずみ色の顔をして、終始高らかに笑っていました。





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