高圧で水を皮の下に当てると、わりと簡単に皮が浮いてきます。
力はいりませんが、水で浮かせておいてははがす、けっこうな手間です。
伝統的な皮むき器でも、簡単にはがれます。
以前はこればっかり使っていました。
ただ、昔ほど体力がなくなっているし、腰も痛めているので、作業の姿勢に無理があり、なかなか続けてはやれません。
結局、塗料はがし(スパチュラ)を突っ込んではがし口をつくり、手でむいていくという作業が、一番簡単で、楽な姿勢でやれるし、体力を使わないものでした。
というわけで、半日ほどでむき切りましたが、作業中の水分補給が十分ではなかったのか、次の日にちょっと体調を崩してしまいました。
やれやれ。
17メートルあったものを、15メートルの切りました。
杉皮なつかしいです。
返信削除家内の両親は農家ではなく木炭製造業なので家も手作りです。
杉皮を葺いた上に萱をとめてあります。
家の外側も同じで入り口に炉がきってありました。
昭ちゃん
返信削除杉の皮と中身と別々にしたら、どちらも長く使えるなんて、本当に先人の知恵ですね。一緒だと虫が入ります。皮むき器は便利、研ぎ方も簡単で重宝しますが、骨董市で古いのを見たときはびっくりしました。何にびっくりしたかと言うと、今でも形が変わらず、ホームセンターで普通に売られているということにびっくりしたのです。
皮むき器とは別に、牛に刈ってきた草を突いて切る、十字の金具が長い柄の先についたものがあります。ずっと前に骨董市で見かけて、刃物好きの私は買ったのですが、ホームセンターでこれと同じ新品を見かけたときもびっくりしました。「いまどき誰が使うの?」。
炉の火を絶やさない生活って、いいですね。憧れます。
春さんにはいろいろ通じますねー
返信削除「蓑・笠」これもよくできていますね、山仕事には欠かせません。まるで児島たかのりそのものです。(笑い)
よく山の隠れ里の条件に「いろり」や「ランプ」が呼び物ですが、
「囲炉裏」に座っても背中は寒いですよね、
私は一等席の物入れの背もたれがありましたが、、、
木炭でも自家用は「元すぼり」と言ってまだ木炭にならない部分を使用するので煙いですね。
広い宿なら見かけだけで暖房を入れているのでは、、、。
昭ちゃん
返信削除焚き火も背中が寒くて、後ろ向いたりしていましたが、囲炉裏はなんとも温まらないですよね。子どもの頃、火鉢を抱えても寒くて、縁に上がって上にしゃがんだりしていました。もちろん大人には内緒です(笑)。炭の掘りごたつは、すっぽり入って首だけ出したりして。だからお風呂を焚く仕事は好きでした。焚口が半畳ほどの閉じられた空間で、低い腰掛けに座って火を見ていると、暖かくて、幸せでした。
昔の人は我慢強かったですね。