牛や馬のおもちゃには、可愛いのもあれば、なんだかかわゆくないのもあります。
奈良の木彫り、張り子、竹細工の鹿たち、そして宮島の鹿猿。どれも違う趣ですが。可愛さは共通しています。
宮島では、今も鹿が神鹿として大切にされていますが、あたりに猿もいて、鹿と遊んでいたとか。鹿猿はその様子を手びねりであらわしたものです。
もっと古い時代のものは、鹿の角がありませんでした。お猿さんが上を向いて、もっと怖い顔をしていた時代もありました。
張り子の鹿猿もあります。
現在では、鹿猿はもっと丸っこい土鈴になっているようです。
倉敷に住んでいた子ども時代、宮島土産の定番は杓文字の形の金花糖でした。手びねりの鹿をもらったら、もっと喜んでいたかもしれません。
もっとも、甘いだけの金花糖も、それはそれで嬉しいものでした。
ネットでこんな写真を見つけました。
宮島の山の上、今も鹿と猿が仲良くしているようです。
春さん
返信削除どうして鹿と猿?と思ったけど、実際にこうして仲の良い
姿が普通に見られるのですね。
図体だけ大きくなった息子と、『ん〜、まったくぅ』と言いながら世話を焼いてる母親のような写真ですね。
ほほえましい、ほほえましい。
kuskusさん
返信削除そうなんです。「昔は宮島に猿がいて、鹿と遊んでいたらしい」とは知っていました。でも、厳島神社の周辺では見られなくなったかどうか、山に登るとちゃんと猿と鹿が今でも仲良くしているのですね。驚きました。
猿も、鹿は皮膚の面積が大きいので、蚤(ではなくて塩でしたっけ?)の取りがいがあるのでしょう。可愛いですね♪