2014年11月27日木曜日
ぐりとぐら
週末に、八郷クラフトフェアが開催されました。
開催中の三日間は晴れに晴れて汗ばむくらい、終わったら急に雨や寒気が押し寄せてきました。
主催者の方たちの継続するエネルギーに支えられて、クラフトフェアはもう21回目だそうです。
陶芸家のI.Tさんご夫妻のドーナツは、クラフトフェアでしか食べられない味です。
今年も、夫は会場に着いたら、まっしぐらにI.Tさんのテントに駈けつけました。そして、ドーナツを食べてから、つぎは何を食べようかと考えるのです。クラフトを少しは見たのでしょうか?
会場で出逢ったkuskusさんに、
「郵便局で、ぐりとぐらの切手を売っていて、かわいかったわよ」
と、教えていただきました。
近くの郵便局も、クラフトフェアにテントを一つ出しているのです。
ありました。
あんまりかわいいので、2シート買ってしまいました。一つ取っておくと思えば、もう一つは安心して使えます。
ぐりとぐらの絵本を引っ張り出してみました。
『ぐりとぐら』(中川李枝子文、大村百合子絵、福音館書店、1963年)と、『ぐりとぐらのかいすいよく』(中川李枝子文、山脇百合子絵、福音館書店、1976年)がありました。
最初は学生さんだった百合子さんは、二冊目の時は結婚なさって、名字が変わっています。
息子たちが親しんだ絵本は、上の妹に送ってその息子たちが読み、さらに下の妹のところに回ってその娘が読み、二十数年後に手元に帰って来ました。『ぐりとぐらのおきゃくさま』など、数冊は失われてしまいましたが、まだ残っている本があることの方を、嬉しく思います。
切手の図柄は、『ぐりとぐらの1ねんかん』(1997年)や 、
『ぐりとぐらのうたうた12つき』(2003年)など、私の知らない、新しく書かれた本からとられたもののようです。
これを見て郵便局に走りました。知らなかったわ、今週だけで3回は行ったりのに。子どもっぽいデザインはなかなか気に入るものが無いのですが、これはもう絵本の古典?ですから。
返信削除のらさん
返信削除私も、郵便局に行くと一応切手はチェックするのですが、知りませんでした。
子どもっぽいデザインって、端のギザギザがなくてシールになったものとか漫画っぽいとか、たしかにあまり詩的なのがありませんね。kuskusさんも言っていたけれど、あの端のギザギザがない切手なんて、切手じゃありません(笑)
このぐりとぐらの切手は、切手として見ても久しぶりによくできていると思いません?
『ぐりとぐら』の切手、自分にも手紙を書いて
返信削除貼って出したいくらいです。
ポストの中にこの切手の手紙を見つけたら、
一日楽しくすごせそうです。
kuskusさん
返信削除切手を見るまであんまり考えたことなかったけど、改めて見るとぐりとぐらって可愛いですね。半世紀も愛されてきたのがよくわかります。
絵本作家だったら瀬川康男や長新太が好きなんだけれど、ぐりとぐら、すっかり見直しました。
いい切手です♪
私は林明子さんと松岡達英さんが好きです。通信を出す時に、季節に合った切手を選ぶのは楽しみでもあるんです。
返信削除のらさん
返信削除私も林明子さんも松岡達英さん大好きです。林明子さんは、残念ながら筆を折られているようです。惜しい!松岡さんは図鑑も好きですが、『父さんの小さかったとき』が好きです。ぐりとぐらの切手、冬のものが多いなぁと思っていましたが、春のもありますね。