外径が48ミリの鉄パイプはとっても優れものです。そのパイプをつなぐ部品がいろいろあり、いろいろな形につくることができます。その接続部品の中でも、もっとも使用頻度が高いのは、「直交クランプ」と、「自在クランプ」です。
「直交クランプ」は、パイプとパイプを直角につなぎます。
ジョイントは直角のまま動かないので、直角に交わる時しか使えませんが、それだけに組んだものが崩れたりする心配がありません。
実際に使うと、こんな感じになります。
ナットは、少々乱暴に取り扱っても、ボルトの先から抜けないようになっています。
だから、このようなナットを締める道具だけでなく、インパクトドライバーにソケットを装置して使っても、ナットをなくす心配がありません。
「自在クランプ」は、二つのクランプのジョイントのところがくるくる回ります。
向きを反対にしてみたところです。
斜めの筋交いを留めたり、あるいは勾配のある屋根をつくったりするときには、この自在クランプが威力を発揮します。
このクランプは、仮設小屋をつくったときには大いに役立ったものですが、右の部分に木を乗せて釘で留めると、単管パイプと木の接合ができます。
他にも、48ミリのパイプと20ミリのパイプをつないだり、短いパイプとパイプをつないで長くしたり、T字形につないだりと、いろいろなクランプがあるので、仮設小屋を立てるときは、工夫が好きで、夢中になってしまう夫は、来る日も来る日もクランプの研究に没頭して、それで小屋全体の形を決めたほどでした。
その時使った、梯子をつくるクランプです。
垂直に立てたパイプの両側につけると、登れます。
足場板を乗せられるクランプ(というより部材)もあります。
足場も、そんな接合クランプがあって初めて安心して登れます。
おはようございます。
返信削除寝ぼけまなこで、カエルのおもちゃに見えました。そんな優れたお役立ちモノだったとは…!
karatさん
返信削除ホームセンター、とくにジョイフル本田は品揃えが素晴らしく、以前は一日中いて、隅から隅まで見ていました(笑)。一週間に二回どころか、石を買った時などは一日に三往復しました。
前は「何だろう?」と使い道のわからないものがいっぱいあったのですが、最近はほとんどわかってしまって、何種類もの部品や道具を買うときでも、目的の売り場を目がけてささっと動くだけ、全然時間を取りません。
装飾抜きで、機能だけ満たそうとつくられたものには、きれいな形のものが多いです。でも、汚い形のものもいっぱいあるけどね(笑)。
いろいろな冶具の組み合わせでより安全な作業が出きるようになりましたね、
返信削除高い足場の上で雲の動きにふらふらした昔が笑い話です。
昭ちゃん
返信削除便利便利、ありがたい道具ですが、それでも高くすると、ちゃんと上の方でも固定しておかないと、ぐらぐらぐらぐらします。おっかないですね(笑)。
先日、裏の枯れた松の木が倒れていましたが、単管パイプで組んだ旧物置に枝が引っ掛かり、斜めになって留まっていました。何本か太い枝は折れたようでしたが、パイプの方はびくともしていません。たいしたものでした。
ただ、ビニールハウス時代は、パイプに雷が落ちることだけは心配しました。