息子が、どこかで手に入れた作業台を「母の日のプレゼント」として置いて行きました。
ワンタッチの組み立て式です。
大きな材を扱うときは間に合いませんが、真ん中が空いているので、使い道があります。
例えば板に切り込みを入れるとき。
これまでは、作業台の上に厚みのある棒を二本以上渡して、その上に板を置くか、あるいは作業台の端から板をはみ出させて切りました。
弘法は筆を選ばず、猿は登る木を選ばずというわけで、さして不便も感じないで、そのときそのとき、いろいろな方法でやってきました。
それが、この作業台だと、空いている部分を利用して丸鋸が使えます。
丸鋸を使うとき、刃は板の厚みに合わせて調節して使いますが、溝を切り取る場合は、最後ができるだけ、直角に近くなるように、刃を最大に出して使います。この丸鋸の場合、刃の出は6センチ以上です。
それでも、作業台の金属フレームに刃が届かず、安心して使えます。
また、最後の部分を手鋸で整えるとき(丸鋸では直角には切れないので)、下が空いているので、手鋸を垂直に突き刺すことができます。
板は、二枚一緒に切っていますが、最初から最後まで固定したままで、ジグソーも使えます。
というわけで、さっそく最後の型枠づくりに役立ちました。
これは、犬走りに設置するベンチの両袖の型枠で、切り込みを入れた部分には、木の背もたれを差し込みます。
いいですね、作業台のプレゼント!私なんかはちょっとした角材や板ぐらいしか切らないから、濡れ縁やウッドデッキの端で作業するのですが、そうすると支えのない方の板は必ず最後棘状に折れていつもがっかりしています。
返信削除それに丸ノコの歯の出具合を調整できるなんて気が付きませんでした!買った時のままです(笑)。
犬走りという言葉を知らなかったので、なんとなく字面で「犬ぞり」と勘違いしていましたー。ベンチを設置するって書いてあるし、春さん犬ぞり大会に出るの?と丸一日思っていました。よかった、大会にでるんですか?なんてトンチンカンな質問を書く前に気が付いて!
hiyocoさん
返信削除あはは、犬走りは軒下ですが、これは納屋ですからすごく広い犬走りで、象も走れます(笑)。
私も合板を切るときは、いつもは地面に棒を置いて、その上に乗せて切ります。落差が少ないので、切り離す方があまりねじれることもなく落ちて、端がきれいに切れます。
丸鋸は一応刃が出過ぎていると危ないので、切るものの厚みより1-2センチ出るくらいにして切ります。やってみてください、楽ですよ。
息子は、作業台を父ではなく母に送るなんて、やっぱり良く知っています(笑)。父は仕事は早いのですが母より雑で、どこででも何でも力ずくでやってしまうので、作業台などなしでもOKと思われたのでしょう(爆)。