ずっと昔、1990年代に元同僚のSさんからいただいた、アフリカのお土産です。
たぶん、同じお土産を15人ばかりいただいたのではなかったのかしら。コースターほどの大きさなので、伝統的につくられていた形ではなく、お土産ものとしてつくられたものだと思いますが、手が込んでいて、しっかりつくられています。
ビーズは、びっしりと山羊の革に縫いつけてあるのか、あるいは幾つかごとに革に縫いつけてあるのか調べようがないほど、硬く仕上がっています。
それを、別の山羊の革と合わせて、革ひもで綴じてあります。
ビーズ刺しゅうは、しなやかな革にしたのかどうか、すべてがびくとも動かないほど、かちかちに硬くて、非力な私だったら、縁を一針縫っただけで諦めてしまいそうです。
ビーズ細工は東アフリカのマサイ人などが巧みですが、Sさんが行くなら、たぶんマリ、チャド、ニジェールあたりですから、西アフリカか中央アフリカの人がつくったものと思われます。
いったい誰がつくったものでしょう?
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