2015年5月6日水曜日

ギター


昨日、友だちのS夫妻と一緒にいらしたH夫妻、ご夫婦でギターの演奏をしてくださいました。
演奏と言えば、以前Pikuさんとそのお友だちが、ギターやバイオリンで演奏してくださったこと、だるま森さんとえりこさんが、手づくり楽器で演奏してくださったこと、ジャンベ大会などありますが、我が家でバッハというのは、初めてでした。


H夫妻のギターは、現在はカナリア諸島に住んでいるアルカンヘル・フェルナンデスのつくった、とても手に入りにくい名器らしいのですが、悲しいことにその価値はわかりません。
でも「ギター商」(大問屋への降ろし商)のHさんは、ギターを見ただけで、その音色までわかるそうです。

ギターは、北アフリカで生まれ、海を越えてヨーロッパに伝わりました。
胴のくびれたものはギターとしておもに暖かい地域に定着し、底が丸くて胴のくびれていないものはリュートとして、おもには寒い地域に伝わり、シルクロードを通って日本にも琵琶として伝わったそうです。

他の楽器にも言えることですが、ギターは大量生産を目指しす方向と、手づくりのものに二分化されてきました。
大量生産すると、ギターの魂のようなものが失われるのですが、一年にわずか二本ほど生産できる、全行程を一人の人による手づくりのギター制作者は減る一方で、ほとんど消えかかっているとか。

ギターには、バイオリンのストラディバリウスのような、「これぞギターの決定版」というものは、まだ生まれていないそうです。






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