2015年6月17日水曜日

助っ人大活躍、Part2

熱海から、GさんMさん夫妻が遊びに来てくれました。
地震直後に来てくれて以来、四年ぶりでした。
そのGさんが、夕食後、
「明日はあの栗の木を切りますから」
と言いました。

テラスから南西の方向、敷地境界線の生垣の中に栗の木を二本植えたのは十年ほど前、母屋が完成するよりずっと前のことでした。
確か、境界線上に栗の木を植えた方が先で、そのあとで、植木屋さんにツツジをたくさんいただき、植え込んで垣根をつくったのでした。

栗はよく生って楽しみましたが、一昨年一本枯れ、残りの一本も昨年枯れました。二本とも、花を咲かせ、実をつけるまではなにごともなかったのに、次第に葉を落として弱り、そのまま枯れてしまったのです。
栗は虫が入り易い木です。
このあたりの栗農家でも防ぎようがないようで、早め早めに新しい苗を植えて世代交代させています。
見事だった栗畑が、久しぶりに見るとすっかり若木に代わっていることがよくあります。


さて、残念ながらすっかり忘れていて、Gさんが木を切っている写真は一枚も残っていません。
我が家の手入れの悪いチェーンソーの目立てをするところからはじめて、大きい枝から切り落として、朝食時には太い幹だけになっていたのに、その写真もありません。


一年近く立っていた枯れ木がなくなり、その向こうにあるホオノキの全体が見えます。
ただの棒だったホオノキは大きく育ち、木の下に実生で生えたちび苗も、右奥で大きくなっています。


栗の木を切った跡です。
 

きれいに玉切りにしてくれたので、すぐに薪になります。


「この木は切らなくてはならない木」と、印をつけておいた木が一本片づきました。
 

Oくんといい、Gさんといい、ありがたいことでした。






2 件のコメント:

  1.  ももくり三年かき八年の譬えのように成長が早いですね、
    いまはない実家でもありました。
    採集時には長くつで踏んで、、、
    大きいいがには七つ入りも(写真あり)
    くりにつく虫はつり用の餌です。
     実のなる木はすべて手入れが大事で、
    過疎地になった現在谷を埋めた梅林も絶えました。

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  2. 昭ちゃん
    自然にまかせておくと、果樹などあっという間に絶えますね。それでも近くの梅林は、手入れが絶えて5年くらいになりますが、毎年たくさんの実を生らせて、ありがたくいただいています。
    暖冬で虫が死ななくなったとか、木々は厳しい時代を生きているようです。我が家ではコブシが今年は糸状菌にやられ、葉がちょっと落ちています。いざとなったら枯れてもいいやと覚悟を決めるか、農薬を散布するか、瀬戸際に立たされています。
    ついついあれもこれもと植えるから(笑)、込み合って風通しも悪くなるんでしょうね。
    7つも入った栗?見たことがありません。

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