2015年7月26日日曜日

安全ピンの箱

老犬がときおり、血糖値のコントロールがうまくいかなくて、ベッドに粗相をするようになりました。
洗える布団に夏は綿のカバーをかぶせて、冬はさらにその上から毛布で包んでいましたが、粗相したとなると、全部洗わなくてはなりません。
また、犬たちの昼間の居場所には、母からもらった座布団を箱の中にそのまま敷いて使っていて、これまでは問題なかったのですが、こちらも被害に遭いました。
座布団カバーは洗えましたが、座布団は二枚ほど捨てました。

そこで、対応策として、おしっこシートを布団や座布団の上に置いて、それを布でくるむことにしました。それなら、おしっこシートの上の布一枚だけ洗えば事足ります。

犬は落ち着きたいとき、やみくもに掘ることがあるので、布を巻いただけでは布端を引っ張り出して、くちゃくちゃにしてしまいます。
これまではファスナーをつけたカバーをつくって、使っていましたが、おしっこシートを置いてから包むとなると、風呂敷状の布で覆う方がずっと楽そうです。


というわけで、布を留めるのに、安全ピンを使うことにして、久しぶりに安全ピン入れを開いてみました。


あるある。
小さいのは新しく買った服などに、タグをつけていたもの、大きいのはおむつ留めだったものです。

その昔、紙おむつに安全ピンはつきものでした。
長男は、赤ちゃん時代をアメリカで過ごしましたが、普段は布おむつとおむつカバーを使いました。でも遠出する時は、他の子たちが使っているようなパンパースの紙おむつを使いました。
日本ではまだ、ほとんどのお母さんたちが、紙おむつの存在さえ知らない時代でした。
次男の赤ちゃん時代にアメリカから帰国し、紙おむつの便利さが忘れられずさがしましたが、どこにもありませんでした。
もしかしてと行った、有楽町のアメリカ人向けのお店のアメリカンファーマシーで、やっとパンパースを見つけましたが、びっくりするような値段だったので、一パック、十枚ほど買っただけでした。
買ったものの、もったいなくて、遠出のときでさえ使い惜しんでいたら、次男は早々とおむつが取れて、高価だった紙おむつは、何枚か残ってしまいました。


そんな、赤ちゃんのおむつを留める、あひるの安全ピンです。
アメリカのホームセンターのようなところで買ったもので、何本かありましたが、割れたりしたのか、たった一本だけ、失われずに残っていました。
こんな、安全ピンを両脇に留めた赤ちゃんは、かわいかったなぁ。
今では紙おむつもテープがついていたりパンツ式だったりして、もう誰も安全ピンなど使っていません。


安全ピン入れに入っていた犬のバッジは、アヒルの安全ピンを使った長男が長じて、次男のためにデザインしたバッジです。
ミニチュア・ダックスフンドのシャックがモデル、きりりとしています。


それにしても、次男の犬の名前のつけ方はかっこつけ過ぎ。
シャックこと、シャキル・オニール、ガウこと、アントニオ・ガウディー、アルシこと、アルシオーネ。アルシオーネとは、星座スバルの中で一番輝いている星の名前です。

そのアルシは、今では我が家の老犬になっていて、粗相をしています。
といいつつ、おしっこシートを敷いてから、一度も粗相をしていませんが。






2 件のコメント:

  1. おむつに安全ピンが必要だなんて気が付きませんでした。紙おむつも安全ピンで止めていたんですか?
    息子の時は新生児用はテープ式、大きくなるとパンツ式でした。パンパースは今でも一番高いブランドです。
    アルシってどういう意味だろうと調べたらエチオピアの部族だったので、春さんはほんとエチオピアが好きなんだなぁと思っていたので、まさか星の名前とは今びっくりです。
    アディーは1歳の頃から季節の変わり目など期間限定でおもらしします。ジャーとではなく水道のパッキンがダメになったようにポタポタと。それでも時間が経つと湖のようになります。なので水分調節したり、なるべく定期的に庭に出しておしっこさせたりしますが、それでも体が対応しきれないので、私と夫はシーツの下に介護用のシーツを常に敷いています。とにかく家の中は洗えるものか拭けるもの。1歳からなのでおむつをさせる気にならずこのやり方です。おしっこがたくさん滲み込んだ布のソファーは捨てました(笑)。
    安全ピン入れも素敵ですね。

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  2. hiyocoさん
    みんな四角い紙おむつを安全ピンで留めていました。アメリカの赤ちゃんたち、夏は下はおむつ丸だしの子も多く、母親たちも取ろうと焦らないので、おむつでさっそうと三輪車を乗り回している子たちもいて、脇には安全ピンが光っていました(笑)。アメリカの赤ちゃんは、小さい頃から話しかけられて、自己表現できるように育てられますが、「ママ、僕のおむつが濡れたから替えて」と言っている子どもを見ると、そんなことが言えるなら、さっさとおむつを卒業すればいいのにと思ったりしました(笑)。
    タイはどうか。赤ちゃんは下は何もつけてなくて垂れ流しです(笑)。もっとも、おしっこは全然汚くもなんともなくて、赤ちゃんがおしっこしたら、みんな顔色も変えずに拭いていました。熱帯は便利ですね。
    アルシは四、五年前から水をすごく飲むようになり、調べてもらったら血糖値が高く、以後ずっとインシュリン生活です。水を飲む量が増えたらインシュリンを増やしますが、増やし過ぎると低血糖でふらふらして、いつも微妙です。高血糖になると、おしっこに行くのが間に合わなくなるみたいで、ときおり入口あたりや通路で粗相をしていたのですが、犬ベッドで粗相は最近のことです。
    うなぎは普段は粗相しないのですが、息子の家に行くと、いやがらせで部屋の真ん中におしっこします。もっとも、最初におしっこしたときに上の息子に叱られて、その記憶がよみがえるという悪循環らしいのですが(笑)。

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