祖母犬のアルシが先週末から体調を崩していました。
突然、意味のない徘徊をするようになり、認知機能不全と診断されました。でも落ち着いている時もあり、心臓も肺も大丈夫、食欲もあったのですが、昨夜、突然激しく徘徊しはじめ、痙攣を起こし、とうとう死んでしまいました。
アルシは糖尿と診断され、インシュリンを打つことすでに5年以上。お医者さまから、
「よくがんばっているねえ」
と言われていましたが、力尽きました。
アルシの孫犬である小春の眠る、我が家の一等地に埋葬することにして、ちょっと大きくなり過ぎたアジサイ、「墨田の花火」を掘りあげ、別のところに移しました。
植栽計画は難しいものです。
小春の墓の周りは緑いっぱいにしたい思いますが、ちょっと大き過ぎました。
我が家の墨田の花火は、相変わらず季節外れに花をつけています。
その、墨田の花火を掘り上げたところに、アルシを埋葬しました。
昨日までご飯も食べていたのに、今日はいない。
命は本当にはかないものです。
でも、あまり苦しまないで逝ったし、ちょっと苦しい時はもう意識がなかったのが、せめての救いでした。
そうでしたか。寂しくなりますね。前日までご飯を食べていたなら、突然という感じでしょうか。でもあまり苦しまずというのは不幸中の幸いかと。今頃小春ちゃんと会っているといいですね。
返信削除hiyocoさん
返信削除ご飯時など、目が見えない犬とほとんど見えない犬、猫も一緒にうろちょろするので、足元が混んでいてうっとうしいと思っていましたが、一気に寂しくなりました。一週間前には家を半周したり、遠い駐車場から帰って来ることができたりしていましたが、死ぬ前の数日はご飯を残してどこかへ行こうとしたり、ご飯時に要求に来なかったりで、急速に認知症が進んだようでした。
最後は突発性てんかんのようで、引きつけた時はもう意識はなかったと思います。
小春のように突然死ではなく、こちらの覚悟もできていた死ですが、やっぱり力が抜けました。
ありがとうございます。小春と逢っていると思います。
日曜日にアルシの話を聞いたばかりだったのに、急なことでしたね。
返信削除老犬と暮らしていると、いつか来る日を覚悟はしているものの、
いざ死なれてみると全然覚悟なんてできていなかったんだなぁと思ったりしますね。
うなぎもトラも淋しいことでしょうね。
kuskusさん
返信削除あの日曜日の朝、K医院に徘徊の対処法を聞きに行ったら、「アルシは頑張っているなぁ。肺も心臓もしっかりしているよ」と言われたのに、月曜日に水を飲まないので変だと思っていたら、夜になって急変してしまいました。
確かに覚悟していたつもりですが、ぽっかり穴が開いた感じです。
これまで二匹いれば、短時間なら留守番させても安心でしたが、うなぎはすっかり落ち着きをなくしています。私たちがどこかへ行ってしまったのかと、庭にいるときも玄関で座って待ちっぱなしです。雷を怖がらなくなったほど耳が悪くなっているので、置いて行かれたのか、庭にいるのか、気配がわからないのでしょう。
小春の時もそう思いましたが、異変は感じているみたいですが、昨日までいた仲間がいないことを、うなぎやトラはどう思っているのか、計りがたいところです。
旅立ってしまったのですね。
返信削除心構えしていてもやっぱりつらいですね。
しばらくはアルシちゃんの気配があるように感じてしまいますよね。
でも、春さんのすぐ近くで小春ちゃんと一緒に眠っているなら
アルシちゃん寂しくないですね。
しまとかげさん
返信削除祖母や父を見送ったときは、悲しいけれど、棘みたいなのは残りませんでした。でも動物の場合、何も言わないし、すべてをこちらにゆだねているわけですから、「あのときああしたらよかったのか」、あるいは「しなかったらよかったのか」など、いつまでも「問い」が残ります。
うなぎもひとりだけ残り(猫のトラはいますが)、もともと小心者だから朝は起きろとクンクン騒ぐし、犬同士の関係がなくなって、ちょっと人間との距離を縮めようとしている気がします。ここで甘やかしてお菓子なんかやったら、また病気になって後悔するし、どうせ終わりのくる命だからおいしいものを食べさせようかという気持ちになったり、難しいところです(笑)。