「これ、あったから」
夫がどこからか見つけ出してきた、三角形のクリップがクリップ入れに入っていました。
クリップ入れの
箱をUPしたのは四年前ですが、そのときは楕円形のクリップが入っているので、三角形のクリップを使いはじめたのはそれ以後のことのようです。
この三角形のクリップは、細くて小さくて、大人の指には掴みにくいので、早く使い切ってしまいたいと思っているのに、全然減りませんでした。
使ったのを、また外して戻すことが多いので、いつまでたってもなくならないのです。
クリップは予備がたくさんあるはず、とさがしたら、封も切っていないのが出てきたので詰め替えました。
三角クリップは黙って捨ててもと思いましたが、念のため夫に聞いてみます。
「この、使いにくいクリップを捨てていい?」
「いや捨てないで。おれが使う」
「本当に使うの?」
「使う」
夫は、ものにはまったく執着しない性質ですが、家を建てはじめてから、「いつか役立つから」と、いろいろなものをとっておきがちです。実際、とっておいたものが、別の形で役立つこともよくあります。
でも、まさかこの使いにくいクリップをとっておきたいと言うとは、思ってもみませんでした。
「だって、使いやすいのが十分あるのよ。さがせばもっとあるはずだし」
以前は新聞を細かく切ってクリップで留めて、ためておいてから、まとめて台紙に貼っていました。そのためたくさんのクリップを使っていたので、まだまだあるはずです。
「いや、おれが使うから、何かに入れといてくれ」
「そう...」
とっておいて邪魔になるものではありませんが、何でとっておく?
よくわからない私でしたが、とっておきました。
打ちだしの箱に入れて、目につきやすいところに置いてから二週間。使った形跡がないので、こっそり捨てましょうか。
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