できの悪い、プラスティックのロボットです。
プラスティックは溶かして型に流し込みます。
流し込まれたプラスティックは、切り離す前のプラモデルのような形で、パーツとパーツが「湯道」でつながっています。
それをぱちんぱちんと切り離しますが、切り離した湯道の跡がしっかり残っています。
このように、できの悪いおもちゃを見ると、小さな、しかも場末の町工場が偲ばれます。来る日も来る日も、プラスティックや油の匂いを充満させて、ガチャンガチャンと機械を動かしていたに違いありません。
私の中学は、品川の下町にありました。級友には町工場の子どもたちもいました。遊びに行くと、二軒ほどの間口の工場があり、家族はその奥の小さな居住スペースで、肩寄せ合って暮していました。
ロボットは、組み立てた状態で売っていたのか、ばらばらで売っていたのか、組みたて図がついています。
この図の反対にやれば分解できるはずですが、取れたのは頭だけ、左の緑色の部分が抜きとれるはずですが、抜けません。
それにしても、よく見ると、いいお顔をしています。
肩に紐通しがついているので、ストラップにもなったみたい。
駄菓子屋さんで売られていたのか、安っぽさに溢れています。
でも、こんなにちゃちなのに、ちゃんと立つことができるロボットでした。
1枚目の写真のおとぼけ顔に力抜けてしまいました。この状態で売っていたのですか?組み立て図も番号の並びが変で不思議です。黄色が男の子でピンクが女の子かな~?
返信削除hiyocoさん
返信削除おもちゃ屋さんの奥から、組み立てて、説明書もついて、袋に入ったものが出てきたようです。
ちゃちなおもちゃだけれど、確かに顔がいいです♪
これは男の子も女の子もありませんよ。ピンク、赤、黄色、緑のプラスティックで同じものをつくって、適当に色を混ぜて組み合わせただけ、つくった人の魂胆は丸見えです(笑)。
新材料なのに、手づくり感と哀しさがあって、おもしろいと思ってしまいました。
んー、何だかとても懐かしいです。(^^)
返信削除これの樽型の物をしばらく大事に持っていた覚えがあります。しっかりした木でできた組木細工の四角いのもありましたが、このプラスチックの手軽で小さい感じが好きでした。
それにしても、一枚目の写真、少々内またなのにちゃんと立っていられるって、絶妙なバランスですね
karatさん
返信削除脚はほんの少し動きます。それで、微妙にバランスをとることができて立ちます。よくできていますよね。キューピーなど立たないものが多いのに。
私は組み立て図をみても外せませんでしたが、次男が来たときやってみてもらいます。もっとも、この前は中国の知恵の輪を、彼も途中までしか外せませんでしたがね(笑)。
このロボットかわいいですね~!!
返信削除グリコのおまけかと思いましたが違うのですね。
しまとかげさん
返信削除かわいいでしょう♪グリコのおまけよりちょっと大きく、55ミリあります。
わりと最近つくられた特別編のグリコのおまけ、木を使ってしかもきれいな仕上がりのものを持っていますが、飽きました(笑)。ちゃちなところに可愛さがあるんですね。
私もグリコのおまけを考えました。小さいプラスチックとなると、すぐグリコです(笑) 25年くらい前のことですが、母が骨折で整形外科病院に入院した時の隣の人はグリコのおまけを考えた人でした。もう定年されていて、グリコのおまけを集めたところの管理をしていらっしゃいました。このことを数年前に思い出して、懐かしいおもちゃを見たくなり調べました。パソコン検索は便利です!大阪の江崎記念館、機会があれば見に行こうと思っています。
返信削除Blue moonさん
返信削除グリコのおまけって、二つや三つあってあまり面白くないし、小さすぎてどこかへ行ってしまいます。そんな小さなおまけを集めている人ってすごいですね。飾り方も難しそうだし。いったい、どのくらいグリコを食べたんでしょう(笑)。
自分でも息子たちも、グリコを食べていたので、もちろんおまけも手にしたでしょうね。でも一つも残っていません。
江崎記念館に行く機会があるかなぁ。まとめて見ると、小さいものでもきっと迫力満点でしょうね。