樵(きこり)のかとうさんたちが、先日切った樫二本、ミズキ一本の始末に来てくれました。
すずきさんと、ユンボを身体の一部のように操るながいさんも一緒です。
枝を切り落としながら、一段下がったところから、太い幹を次々と引き上げます。
枝を落とした幹を、あとで、軽トラックで回収できるところまで運んでおいてから、細かく玉切りにしてくれました。
チェーンソーが身体の一部のように働き、どんどん薪ができていきます。
私と夫は細い枝を燃やしますが、へとへとです。
これまで、できるだけ焚き火場の近くに細い枝を集めておきましたが、ずいぶん長いことかかりました。
それが、手で運ぶと30往復くらいする分量の枝を、ながいさんがユンボを操って、一気に、何度も運んでくれました。
まず、ユンボのアームを伸ばして、窪みに重なって落ちている枝をかき集めて拾います。
それを、上手に押しながら運んできます。
そして、勢いよく燃えている焚き火の上に積み上げてくれました。
薪は、5、6年まかなえるほどできました。
さて、これだけ片づけるのに、いったい何日かかることでしょう。まだ乾かないうちに割らないと硬くなります。収納する場所も考えなくてはなりません。
昔は東京で映画の仕事をしていたというかとうさん。世界中放浪して、ケニアには二年もいたというかとうさん。どこに住むか日本中見て回ったというかとうさん。八郷に住むと決めて農地を取得するために五反以上の農業を五年やっていたというかとうさん。今は樵のかとうさん。猿のように高いところに登っていきます。
いやはや、引っ張りだこなのがうなずける、見事な仕事ぶりでした。
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