以前からお願いしていた、樵のかとうさんが来てくれました。
樫の木が大きくなり過ぎて、山の稜線が見えなくなってしまったので、樫の木を二本、できればミズキも切ってもらいたいと、前からお願いしていたのですが、突然時間が取れたらしいのです。
樫の木は、上の方だけ、数年前に夫が切りました。そうしたら、勢いづいて、あっという間にもっと大きくなってしまったのでした。
この木たちは、一段下がったところに生えています。
樫もミズキもどこにでも生えてくる木です。燃料が石油やガスになり、誰も薪として切らなくなったころから、勝手に、伸び伸びと育った木たちです。
清めのお酒と塩を撒いてから、作業開始です。
他の用事でもう一人が来られなくて、かとうさんと、助手のすずきさん二人なので、夫がユンボで手伝います。
人力だけで倒すには、枝を払ってから倒すなど手間がかかりますが、ユンボで引っ張ったら、根元を切るだけで倒せるそうです。
株立ちの樫を、かとうさんが一本ずつ切ります。
写真が悪いけれど、前面には倒された木の先が見えています。 上の方には、これから倒す木にかけたワイヤーが見えます。
すずきさんが、倒された木の枝を払います。なんとたくさんの植物量。
私が、その枝を燃やすところに運びますが、運べるのは微々たるものです。
シラカシにはどんぐりがついています。
樫が一本なくなったところです。
まだ左の一本とミズキはあります。
そして、二本目も倒され、かとうさんはミズキを倒す準備、すずきさんは枝を切り落としてくれています。
ミズキも倒され、山の稜線がつながりました。
かとうさんも、すずきさんも、チェーンソーを自分の手のように使います。
樵のかとうさんは、ひっぱりだこで、雨の日以外は休まないそうですが、半日手伝っただけで、私たちはへとへとでした。
一夜明けた今朝の稜線です。
手前に盛ってあるのは、切った枝です。
篠竹をかき分けて、ミズキの根元まで行ってみました。
ミズキの名のごとく切り口から水が出ています。
年輪を数えると、26歳くらいでした。
そして、樫の木。
もう一度、今度は三人できて、切った木を上まで引き上げてくれるそうです。当分、薪には不自由しそうにありませんが、片づけるのに、何日もかかりそうです。
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