ラムネビンの本場、イギリスのラムネビン(レモネードのコッド・ネック・ボトル)です。
高さは22.5センチ、重さは約620グラム、300cc入ります。
大きい方が一般的ですが小さいビンもあって、半分の150cc入ります。
1910~40年ごろのものです。
日本のラムネ瓶より、心もち色が薄いでしょうか。
右が日本のラムネビン、左がイギリスの小さい方のラムネビンです。容量は150ccとまったく同じです。
ところが、二つのラムネビンには大きな違いがあります。
イギリスのビンは相当傾けても、ビー玉が落ちてきません。
180度近く傾けても、ビー玉はビー玉止めに引っ掛かったままで、口をふさぎません。
ところが日本のラムネビンは、この角度が限界でした。
横になったままでラムネを飲むということはないかもしれませんが、イギリスのラムネビンは、コップに注ぐことができます。
これを見ていて、一見同じようなお鍋に見えて、西欧のお鍋は縁に汁が回らないで注ぎ易いけれど、日本のお鍋はこぼれてしまうので要注意とか、日本のお玉では少ないみそ汁はしっかりすくえないけれど、西欧のお玉だとすくいやすいとか、台所道具の違いを思い出してしまいました。
左がイギリスのビン、右が日本のビン、イギリスのビンは、この状態でビー玉がきっちり収まっているのが見えます。
集めたわけじゃないのに、なんだか4本も集まってしまったイギリスのラムネビンでした。
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